親友のようなクルマに

「ひと中心」の開発哲学を貫くマツダ。人の感覚を引き出したり、運転すると心身が活性化されたりすることでウェルビーイングに導く技術開発も進めている。それを具現したビジョンモデルが、「MAZDA VISON X-COMPACT(マツダ ビジョン クロスコンパクト)」である。人の感覚をデジタル化した「人体・感性モデル」と共感型AIを融合し、人とクルマの絆が深まることを目指したモデルだ。

クルマと気取らない会話を楽しめたり、クルマの方から行き先を提案してくれたりするというから、新型「CX-5」に採用された「マツダE/Eアークテクチャー+」の、さらに先を行くコンセプトとも言えそうだ。

ステアリングコラムには丸型メーターとサブディスプレイを装備。それらのデバイスを通して共感型AIと交流を重ねると、クルマが親友のような存在となっていく、ということのようだ。
車名に「クロス」と入るので、コンパクトクロスオーバーSUVと言えそうだが、サイズ感やフロントマスクにはマツダ2を彷彿させるところも。これが次期型マツダ2、あるいは新たに登場するコンパクトSUVを示唆する「ビジョン」でもあるのかどうかも気になるところだ。

Specifications
ビジョン クロスコンパクト
全長 3825mm
全幅 1795mm
全高 1470mm
ホイールベース 2515mm
