「いつかは・・・」がついぞクルマ以外にも

レクサス ハウス ティザーイメージ

そしてJMS2025では、緒高級住宅コンセプト「レクサスハウス」と「カタマランコンセプト」が発表された。

レクサスはジャパンモビリティショーで3種類のLSコンセプトカーを披露したが、これらは同ブランドの「マルチモーダルラグジュアリービジョン」の一部に過ぎなかった。
ブランドの再構築の一環として、彼らは「無限のラグジュアリーライフスタイル」を構想している。

レクサス カタマラン ティザーイメージ

新たなプロジェクトでは、レクサスは陸、海、空のための製品開発に着目している。
ラグジュアリーヨットの開発は既に実績があるが、今回発表したカタマランコンセプトは、「クルーレスで極上の乗客体験を提供するための高性能船」と謳われている。

詳細は明かされていないが、この自律型カタマランには、ソーラーパネルで覆われた硬質の風帆が搭載されており、広々とした後部デッキに加え、大きな窓、螺旋階段、8人掛けのテーブルを備えたエレガントな内装も確認できる。
また、このカタマランは無人航海で海を横断するため、オーナーは極めてプライベートな空間を享受できると述べている。

一方、ポルシェやベントレーなど、高級自動車メーカーの間で独自住宅が人気を集めているが、レクサスがついに参入する。

レクサスハウスは、高い天井と大きなガラス窓を備えており、人里離れた場所で静寂が伝わってくる。
また、「広々とした空間」を実現する開放的なデザインについても言及しており、最上階は家具に囲まれた愛車を展示できる場所として構想されている。

最後には「レクサス ハブ」だ。
未来的な建物の中に、小売、飲食、アート、エンターテイメント、そして託児所などのサービスが集積する、コミュニティスペースのようだ。
ここでは再生可能な木材を用いたスピンドルデザインと、光を取り込む透明な屋根が特徴となっている。

詳細は不明だが、ティザー画像には、バーとレストランらしきものや、Jobyのランディングパッド(電気垂直離着陸機)が見てとれる。