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今日は何の日?

■4代目にSTIチューンのフォレスターtS追加

2014年にデビューしたスバル「フォレスターtS」

2014年(平成26)年11月25日、スバルはSTIがチューナップした「フォレスターtS」を発売した。フォレスターtSは、“オンロード”、“タフ、スピード&クラッシィ”をキーワードに開発された、特にオンロードでの運動性能や乗り心地を重視したコンプリートカーである。

「フォレスターtS」のリヤビュー

シンメトリカルAWD搭載SUVのフォレスター誕生

1997年にデビューしたスバル初代「フォレスター」

1997年2月に「フォレスター」は誕生した。角張ったワゴンボディで、キャッチフレーズ“マルチスポーツ4WD”を謳い、当時人気を獲得していたトヨタ「RAV4」やホンダ「CR-V」とは一線を画するクロスオーバーSUVだった。

「インプレッサ」のプラットフォームをベースに、パワートレインは最高出力250ps/最大トルク31.2kgmを発揮する2.0L 水平対向4気筒SOHCインタークーラーターボエンジンと、5速MTおよび4速ATの組み合わせ。駆動方式はMT車がビスカスLSD付センターデフ式、AT車はトルクスプリット式のフルタイム4WDが搭載された。

スバルが誇るハイパワー、かつ低重心のシンメトリカルAWDの組み合わせによって、SUVらしい力強い走りと走破性、安定した操安性能が実現されたのだ。

2002年にデビューしたスバル2代目「フォレスター」

2002年2月には、初めてのモデルチェンジで2代目に移行。2代目は、キープコンセプトで基本メカニズムを踏襲しながらも、クロスオーバーSUVとしてポテンシャルを上げることが掲げられた。パワートレインは、137ps/19.0kgmの2.0L 水平対向4気筒SOHC、220ps/31.5kgmのインタークーラーターボエンジンの2機種と、5速MTおよび4速ATが組み合わせ。

2007年にデビューしたスバル3代目「フォレスター」

2007年12月にモデルチェンジした3代目は、“Touring Freedom”をコンセプトのもと、好調だった北米市場を意識してボディが拡大された。パワートレインは、148ps/19.5kgmの2.0L 水平対向4気筒 DOHCと5速MTおよび4速ATの組み合わせだった。

走行性能、安全性能、環境性能のレベルアップを図った4代目

2012年にデビューしたスバル4代目「フォレスター」

2012年12月にモデルチェンジで登場した4代目は、走行性能、安全性能、環境性能といったクルマとしての基本性能全般の向上が図られた。

スタイリングは、フロント周りやドアパネル、リヤゲートに厚みを持たせて力強さを、Aピラー下端部を前方に出して伸びやかなシルエットでスポーティさを強調。インテリアについては、開放感のある水平基調のインパネデザインと乗員が触る部分にはソフトな素材を採用して室内の質感や上質感が高められた。

「フォレスターtS」のベースとなった4代目フォレスターに搭載されたFA20型2.0L 水平対向4気筒ターボエンジン

パワートレインは、先代から引き継いだ148ps/20.0kgmの2.0L 水平対向4気筒 DOHC、280ps/35.7kgmのDOHC直噴インタークーラーターボの2種エンジンと6速MTおよびリニアトロニックCVTの組み合わせ。

4WDシステムには、新たに開発された“X-MODE”を装備。これは、エンジン、トランスミッション、VDC(横滑り防止装置)などを最適に統合制御し、悪路走破性を高める4WD制御システムであり、あらゆる路面での安定した運転ができる。

またフォレスターとしては初の運転支援システム“EyeSight ver.2”の搭載グレードが設定され、車両価格は208.95万円~277.2万円(NA車)/283.185万円~293.685万円(ターボ車)。EyeSight搭載車は、10万円ほど価格が高くなっている。

オンロードの走行性能を追求したフォレスター tS

2014年にデビューしたスバル「フォレスターtS」

そして2014年11月のこの日、4代目フォレスターをベースにして、STIが独自のチューニングを施したコンプリートカー「フォレスターtS」が登場した。

スバル「フォレスターtS」のフロントマスク

ベースとなったのは、4代目フォレスターのトップグレードで最高出力280psのインタークーラーターボエンジン搭載車で、STIチューニングによって応答性に優れたコーナリング性能や走行安定性、危険回避性能、フラットでしなやかな乗り心地などを実現。エンジンはベースそのままで、オンロードでの運動性能や乗り心地を改良するため、シャシーやサスペンション、ブレーキ、内外装にSTI独自の仕様や装備が採用された。

「フォレスターtS」のコクピット
「フォレスターtS」のフロントシート

代表的なものとしては、STI専用チューニングサスペンション、ブレンボ製ベンチレーテッドディスクブレーキ、BBS製19インチ鍛造アルミホイール、STI製フロント/リアアンダースポイラーなど。エクステリアには、STIオーナメントを装着し、ブラック仕様のフロントグリルやリアバンパーにはチェリーレッドのピンストライプ、インテリアにもSTIロゴメーターやインパネ加飾パネルなど、またEyeSight(ver.2)とVDC(ビークルダイナミックコントロール)も専用チューニングされた。

「フォレスターtS」のリヤビュー

車両価格は435万円、受注期間2015年4月5日までの300台限定で販売された。

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フォレスターtSは、ベースに較べて100万円以上高額となっている。それでも、走りにこだわるファンにとっては納得なのだろう。販売開始から短期間で限定300台は完売したそうだ。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。

【スバル「フォレスターtS」専用パーツを画像ギャラリーで見る】

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