今年7月に発売されたインドネシアでは、本年度内の販売目標台数1万台を上回る約1万2000台を約4カ月で受注する好調な立ち上がり

デスティネーターは、「The Confidence Booster for Energetic Families(いきいきとした家族が自信を持って一歩踏み出せるよう後押しするSUV)」を商品コンセプトに開発。3列シートレイアウトでゆとりあるスペースを確保した7人乗りのミッドサイズSUVだ。車名は、ドライバーや一緒に過ごす大切な家族が新たな目的地(destination)へ踏み出す後押しをしたい、という想いが込められている。

洗練された本格的なSUVデザインや、乗る人すべてが心地よく過ごせる広々とした上質な室内空間、力強く爽快な加速性能、そして様々な路面や天候で安全・安心の走破性が特長。全長4680×全幅1840×全高1780mm、ホイールベース2815mmのボディに、163ps/250Nmを発揮する4B40型 1.5L 直列4気筒ターボエンジンとCVTを搭載した、前輪駆動モデルだ。

このたびの発表に際して、ミツビシ・モーターズ・フィリピンズ・コーポレーション(以下MMPC)の今枝律社長はこのようにコメントしている。
「過去数年にわたり、MMPCは力強く安定した成長を遂げてきました。SUVならではの堂々たる存在感とラグジュアリーさ、MPVの多用途性と快適性を兼ね備えた新型『デスティネーター』の投入により、さらなる成長を目指すとともに、競争の激しいミッドサイズSUV市場における当社の存在感を一層高めてまいります」

デスティネーターは、今年7月にインドネシアで販売を開始しており、本年度内の販売目標台数1万台を上回る、約1万2000台を約4カ月で受注する好調な立ち上がりを見せている。同国における主な購入層は、30代半ばから40代半ばの男性で、洗練されたエクステリアデザインや上質な室内空間が高く評価されている。
なお、同モデルはインドネシア最大級のメディアグループであるKompas Gramedia傘下のGridOtoが主催する『GridOto Awards 2025』において、“カー・オブ・ザ・イヤー 2025”ならびに“ベスト・ミディアムSUV”をダブル受賞した。なお、同アワードにおいて三菱車が“カー・オブ・ザ・イヤー”を受賞するのは、2016年のパジェロスポーツ、2018年のエクスパンダーに続く3度目となる。



