ホンダは、次期ハイブリッドモデルを支える新しいプラットフォームを発表した。
このプラットフォームは、より軽量で高剛性化し、よりシャープなハンドリングを実現するよう設計されている。

先日、オートモーティブ・テクノロジー・ワークショップにおいて、次期ハイブリッドシリーズの基盤となる次世代プラットフォームに関する新たな詳細を発表した。
この新しいアーキテクチャは、シビック、HR-V、CR-V、アコードなどのモデルを支えることになり、よりクリーンで効率的な車両への移行に向けたホンダブランドの大きな一歩となる。

新しいプラットフォームは、シャープなハンドリングの実現に向けて剛性の向上に重点を置いており、ホンダの将来のEV構造にも影響を与えるとみられる。
また、現行のシステムと比較して、総重量を90kg(198ポンド)削減することに成功したという。
ホンダによると、これらの変更により、将来のモデルはより魅力的なドライビング体験と燃費効率の両方を実現するとのことだ。
この新しいプラットフォームでテストされている車両の中には、公式写真でプレビューされているカモフラージュされたシビックらしきプロトタイプがある。
このテスト車両は現行シビックのボディを採用しているが、フロントエンドが明らかに大きく、バンパーデザインが角張っており、オーバーハングが長くなっている。
これらの変更は純粋に機能的なものであり、最終的なスタイリングを予告するものではなく、新しい基盤への適合と評価を目的としている。
また、フロントフェンダーとリアフェンダーの延長部分はトレッドの拡大を示唆し、ボンネットのインサートは空力特性に関連している可能性がある。
テールは既存のシビックセダンから継承されているが、デュアルテールパイプが採用されている。
もちろん、この車両は新しい基盤のテストのみを目的としているため、最終製品のデザインは異なる。
今後登場するハイブリッドパワートレインは、2.0リットルガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせ、より高い効率で優れたパフォーマンスを実現すると予想されている。
また、プレリュード新型からいくつかの技術も取り入れられており、例えばホンダS+シフトシステムなどが挙げられる。
この技術は、ホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」の次世代技術で、エンジンとモーターを制御し、レスポンス性を高めることで、ドライバーとクルマの一体感を追求したパワーユニット制御技術だ。
2025年発売予定の新型プレリュードから、次世代e:HEV搭載の全機種に順次搭載される。
また、音とトルク調整によってギアチェンジを模倣するフェイクギアシフトは、スーパーONEにも採用される予定。
ジャパンモビリティショーで初公開されたこのアーバンハッチバックは、7速マニュアルトランスミッション、アクティブサウンドコントロールシステム、そして「ブースト」ドライビングモードを搭載し、完全電動パワートレインの性能を最大限に引き出すのだ。
スーパーONEは、軽自動車「Nシリーズ」から進化した軽量プラットフォームを採用し、ワイドなスタンスと床下搭載のバッテリーパックを備えている。
量産型は、2026年に日本で発売され、その後、英国、欧州、その他のアジア諸国でも発売される予定となっている。








