豊田自動織機は、エレクトロニクス製品について「日常をより便利に、非日常をより安心に」の考え方のもと、世界で初めて車載ACインバーターを開発し※1、1995年から生産を開始した。以来、小型・高効率・信頼性を強みに、ハイブリッド車(HEV)や電気自動車(BEV)をはじめとする電動車の普及とともに販売台数を伸ばしてきた。災害用電源としての用途提案が進んだほか、デジタル化を背景とした車内での電子機器利用が増すなど、時代の需要に合わせてラインアップを拡充。現在は出力100W~2400Wタイプを揃え、日本や北米市場を中心に幅広い車両や用途に対応している。
今回は新型ハイラックスのエンジン車とBEVに、豊田自動織機の車載ACインバーターが採用された。近年、東南アジアでは車内でのパソコンやスマートフォン利用、キャンプ時のスピーカーや扇風機利用といったエンターテインメント目的など、車載電源の活用ニーズが高まっている※2。豊田自動織機はタイを中心とした東南アジアにおける車載ACインバーターの認知を広げ、日系・海外カーメーカーへの販売を強化することで、同地域において2030年度に2025年度比で約4倍となる、年間50万台の販売を目指す。
【注釈】
- 豊田自動織機調べ
- 走行以外の停車や駐車時の使用は排気を伴わないEV給電モードを前提とするなど、利用方法は現地法規に準ずる

