雨天時の事故体験から始まった挑戦
クルマの窓ガラスに付着する油膜を擦って落とす。今では当たり前のメンテナンスだが、その常識を最初に形にしたのが、1975年に発売したプロスタッフの『キイロビン』だ。
誕生のきっかけは、先代社長が雨天走行中に視界不良で追突事故を起こしたこと。安全な視界を守ることこそ交通事故を減らす第一歩。そんな信念のもと、繊維機械メーカーだったプロスタッフ(当時の社名は竹原)は、まったく新しい挑戦に乗り出した。開発に費やしたのは実に8年。ガラスを傷付けず、頑固な油膜を確実に落とすケミカルを完成させたのだ。

全日本交通安全協会の推薦品に認定
発売当時、油膜取りといえば界面活性剤系の簡易スプレーが主流だった。しかし、一時的にはキレイになるが、しばらくすると汚れが顕在化する。そこでガラスを傷つけず、油膜を根本から除去するケミカル『キイロビン』を開発。確実に落ちるが少し手間がかかる。そんな製品ゆえに、すぐに市場では受け入れられなかった。
それでも「一件でも事故を減らしたい」という先代の言葉もあり、地道な販促活動を続けいった。そして1976年には全日本交通安全協会の推薦品に認定。ガソリンスタンドを中心に口コミで広まり、“油膜取りといえばキイロビン”という定評を築き上げた。印象的な黄色いボトルから生まれた愛称がそのままブランド名となり、いまや誰もが知る定番品となっている。

半世紀で2億5千万枚以上のガラスをキレイに!
発売から半世紀を迎えた現在、シリーズ累計出荷数は1270万個を突破。製品1個あたり20回の施工を想定すると、磨かれたガラスは約2億5千万枚以上にのぼる。
その圧倒的な信頼を支えているのが、ガラス研磨材「酸化セリウム」による高い除去力とガラスへの安全性。頑固な油膜や劣化した撥水コートも確実に除去し、透明感のある視界を取り戻す。それでいて、ガラスを傷つけない絶妙な配合が施されている。
さらに時代に合わせた進化も続けており、作業性と効果を高めた『キイロビン ゴールド』や『クイックマジックゴールド』といった派生モデルも登場している。

あらゆるガラスや窓に効く、油膜落としの代名詞
使い勝手のよさへの評価はクルマ用の枠を越えて広がっており、住宅設備メーカーが浴室鏡のメンテナンスに推奨するほど。そして今年、浴室の鏡やガラスをキレイにする家庭用の『キイロビンゴールドH』も新発売した。
半世紀にわたり磨き続けてきた技術と信頼。その原点にあるのは、いつの時代も変わらぬ安全への想い。キイロビンはこれからもあらゆる視界をクリヤにしドライバーに安心を届けていく。

