パナソニック オートモーティブシステムズ、『東京オートサロン2026』に出展。AIとセンシングで実現する次世代“移ごこち”体験を披露
主な出展内容
1. WELL Cabin Craie2（ウエル キャビン クレ2）
クルマの利用シーンに合わせて、情報と車内空間をカスタマイズできる「WELL Cabin Craie」。センシング機能やAIを活用することで、乗員がより心地よい車内空間を実現した「WELL Cabin Craie2」が展示される。
新たな移動体験を提供するエモーショナルなアシスタントを実現
乗員全員が気持ちよく移動できるよう、車内外の状態をセンシングしてマルチモーダルに推定し、運転手が苦手なルートを避ける提案をしたり、乗員が道中のお店や景色を指さすと、車外の情報を取得できるような機能が搭載されている。さらに走行中のノイズや、前後の席の距離により会話が聞こえづらいときには、発話内容を要約して伝え、会話をサポートする。
・ユーザーの利用シーンやライフスタイルの変化に寄り添う車内空間
利用シーンに応じて必要なときにはディスプレイやエンターテインメントを装着し活用できるPlug&Playシステムを搭載。本システムを活用して、長期的な生活スタイル・乗員のニーズの変化に対応できる。
2. インバウンド向け観光送迎サービス「WELL Cabin GranLuxe」
没入感ある大画面透明ディスプレイや3Dハイレゾリューション対応のオーディオシステムを搭載した高臨場感を味わえる車内空間にWELL Attendant（対話型AIアテンド機能）を搭載。より質の高い、革新的でラグジュアリーなおもてなしの体験が提供される。
WELL Attendantとの会話を通じて、移動中に目的地の情報や歴史・文化に関する知識を得ることができ、旅の期待感を高めながら、深みのある現地体験がサポートされる。外装デザインはItaldesign※1が担当。日本古来の伝統柄である“青海波”をコンセプトに、日本のおもてなしや落ち着いた精神の美しさが表現された。
3. WELL Cabin OFFMO
本車両はオフグリッドモビリティ※2を目指し、移動が容易で、コンテンツの入れ替えが可能なマルチパーパスルームとして設計されている。車内には、人も空気も美しくする、パナソニック独自の水から生まれた清潔イオン、ナノイー発生器が装備されている。今回は、下記2つのテーマ車両を体験することができる。過ごし方を自由にでき、災害時も活用できる「移ごこちデザイン」が目指される。
プライベートマッサージルーム
プライベートな空間でリフレッシュしながら、パナソニックのマッサージチェア リアルプロ※3を楽しむことができる車両。心地よい映像と音楽と共に、まるでファーストクラスのような上質な空間を体感できる。
水素チャージルーム
水素カプセルAirPod※4をX-cabin※5に搭載しており、リクライニングシートでリラックス頂きながら、水素および酸素浴を気軽に楽しむことができる車両だ。コンパクトな作業台もあるため、パソコン作業や読書をしながらの利用も可能。
【注釈】
- Italdesign：象徴的かつ革新的なコンセプトのパイオニアとして、自動車デザインを専門に行う1968年創業のデザインおよびエンジニアリング会社
- オフグリッドモビリティ：系統電力に既存インフラに依存しないモビリティ
- リアルプロ：プロのマッサージを追求した、パナソニックマッサージチェア最上位モデル（EP-MA121）
- AirPod：エイム社の高気圧水素（酸素）カプセル。高気圧環境の中で酸素と水素を同時に浴びることのできる機器。特許取得のエイム社の独自技術により実現された（特許番号6133526号）
- X-cabin・・・エフェクトメイジ社が製造・販売する日本製のキャンピングトレーラー
