適度にコンパクトなサイズ感 荷室や後席空間の広さも十分
キックスは、日産が欧州以外のほぼ世界中で売るグローバルコンパクトSUVだ。
エクステリア

マーチの販売も終了した日本では、「コンパクトカーは欲しいけれど、お隣さんが乗っているノート系だけは避けたい」と思うと、日産での選択肢はキックスのみとなる。海外ではフルチェンジされた新型が登場したが、この従来型を継続して併売する市場も少なくない。
インストルメントパネル

コンパクトSUVということで、キックスの直接的なライバルはトヨタ・ヤリスクロスにホンダのヴェゼル/WR-Vといったところだが、4290㎜という全長はヤリスクロスとホンダ勢のちょうど中間。そんなキックスは結果として、外寸が適度にコンパクトでありながら、後席や荷室はしっかり広く、なかなか絶妙なポジションとも言える。
居住性


パワートレインは1.2ℓベースのe-POWERのみ。この世代のキックス自体の世界デビューは2016年だったが、20年のe-POWER搭載に合わせて、ボディ骨格や内外装デザインに大きく手が入っている。さらに22年のマイナーチェンジではe-POWERを動力性能や静粛性を引き上げた第二世代に刷新するとともに、リヤにモーターを追加した4WDを追加するなど、改良の手は休めておらず、デビュー年次の割に古さは感じさせない。
うれしい装備



月間販売台数 895台(24年11月~25年4月平均値)
現行型発表 20年6月(仕様向上 24年5月)
WLTCモード燃費 23.0 ㎞/ℓ※FF車

ラゲッジルーム


前記の新型も国内発売に向けて準備中とのウワサもある。ただ、トヨタやホンダも日本でコンパクトSUVは複数用意しており、日産も海外にならって、この従来型キックスも継続販売する手はあると思う。


「2025-2026年 コンパクトカーのすべて」モーターファン別冊 統括シリーズVol.168|最強のクルマバイヤーズガイド【モーターファン別冊 ニューモデル速報】公式サイトモーターファン別冊 統括シリーズ Vol.168「2025-2026年 コンパクトカーのすべて」/2025年6月3日発売。
http://motorfan-newmodel.com/integration/168/
