USオデッセイにK20Cを搭載!


さまざまなベース車両に、シビックタイプRのK20C型直列4気筒ターボを搭載することを可能としたのが、“Jordan Distributors”が新たに開発したコンバージョンハーネスキット。これとホンダ車用ECUを展開するHONDATAが新開発したK20C搭載用プラグインECUのFLASHPROを併用すると、このようにミニバンのオデッセイにもK20Cスワップを実現!

あえて純正然とした最低限のカスタムに抑え、「どんなクルマでもいけまっせ」とばかりにK20Cスワップの間口の広さをアピールした。
フラッグシップSUVにVR38を搭載!


日産ブースに出展されたインフィニティのフラッグシップSUVであるQX80。なんとエンジンをR35 GT-RのVR38DETTに換装し、その名もQX80 R-Specを名乗る。エンジンパートはアメリカのメカ系情報サイトとして知られるMoto IQが担当し、ギャレットのタービンとインタークーラーコアを使用したワンオフのターボセッティングを実現。ステアリングラックの最適化も図り、最高出力は1000馬力を見込む。カスタムメイドのワイドボディと24インチホイール、GT-Rのカーボンブレーキも装着。
アメリカで人気高まるx58ドラッガー!


ターボネティックスのブースにはPQパフォーマンスが製作したG80型M3が展示された。BMWのS58やB58などの直6を使ったドラッグマシンはローカルレースで“x58”というクラス分けがされ、にわかにブームとなりつつある。



この車両もターボネティックスの8280タービンで過給し、ウェイストゲート&ブローオフバルブにHyperGate45を使用するなどしてパワーアップ。エンジンDME(ECU)はbootmod3のREV2コントローラーでチューニングされている。
SEMAのショーカーはボンネットもひと工夫

ディラン・ラッセルが製作したE36型3シリーズはLS型のV8エンジンを搭載。Redux Racingの独立スロットルボディを装着し、サスペンションストロークを拡大するファブワークも含めて、美しいエンジンベイを実現している。

もうひとつ注目すべきは、純正のボンネットをくり抜いて、エンジンルームを見せる演出。展示スペースのレギュレーションがボンネットを閉めたままにするか、完全に取り外して保管場所を自分で確保するかしなければならないため、エンジンを見せつつ写真を撮る時にクルマらしい見た目も両立できる折衷案だ。これはひとつ古いE30型など、前ヒンジの車種にも有効な手だが、貴重な純正ボンネットを切るかどうかは、ビルダーの間でも意見の分かれるポイントだ。
グループ5を再現したS54ターボスワップ



カリフォルニアでオートショップ“MEHRWERKS”を運営するデーモン・メーアが製作したのは、78年式のE21型320iをベースにしたグループ5ワイドボディ仕様。前後サブフレームをE46型のM3から移植しながら、完全オリジナルのチューブラーフレームも製作。エンジンはS54型の直6ターボを搭載し、冷却系にはCSFのインタークーラー、ラジエター、オイルクーラーを使用。Dyme PSIのクイックリリースフィッティングとホースも使われている。
190EのモダンなコンプリートEVOモデル


ワグナーチューニングのブースに展示されたメルセデス・ベンツの190Eは、ドイツにあるHWA AGが製作したスペシャルモデル。同社がカスタマー向けにコンプリートモデルとして販売している“HWA EVO”のデモカーでもあり、エンジンはSクラスの3.0L V6ツインターボに換装。トランスミッションはアウディR8の6速MTが使用されている。カーボン製のワイドボディも備え、その性能はニュルブルクリンクのテスト走行でも実証している。
●取材イベント:SEMA SHOW 2025
PHOTO:Akio HIRANO/TEXT:Hideo KOBAYASHI


