プラグインハイブリッド搭載の4.4リッターV8エンジンは、最高出力727ps以上を発揮か

BMWが開発中の最強セダン「M5セダン」最新プロトタイプをカメラが捉えた。

BMW M5 セダン 改良新型プロトタイプ スパイショット

M5セダンは何度か撮影してきたが、何かが違う。これまでノイエクラッセデザインを採用していたが、最新プロトタイプでは従来のデザインに戻されているのだ。ただしカモフラージュが厳重で、真実は不明だ。

BMW M5 セダン 改良新型プロトタイプ スパイショット

これまでは、新型iX3や今年後半に発売される第8世代3シリーズと足並みを揃えることになると見られていた。しかし、このプロトタイプの出現により、BMWが方針を転換し、ノイエクラッセへの野望を控えたのではないかという噂が広まりまっている。

しかし、本当にそうなのだろうか?確かに、5シリーズの購入者は一般的に年齢層が高く、3シリーズや電気自動車のX3を購入する人よりも、より保守的な「小文字のC」モデルを好む傾向がある。BMWがフォーカスグループで新しい外観をテストした結果、失敗に終わり、再評価に至った可能性も十分にあるだろう。

あるいは、BMWの研究開発チームが情報を公開しすぎたとして懲戒処分を受け、テスト車両にさらなる偽装を施すよう指示されたのかもしれない。キドニーヘッドとナンバープレートの間には、幅広の水平ラジエーター冷却スロットが今もなお見られるのは注目すべき点だ。このスロットは、初期のバイザーノーズ5シリーズのプロトタイプにも見られた。滑らかなノイエ・クラッセのヘッドライトフェイスでは、ヘッドライト間のどの部分にも空気の通り道がないため、このスロットが採用されたのだ。

そのほかでは、滑らかでありながら紛れもなくワイドなフェンダー、太いシルエクステンション、そして複数の力強いエアインテークを備えた深いフロントバンパーを装備、普通のBMW製4気筒セダンと見間違えることはないだろう。もしそれでも納得がいかないなら、リヤディフューザーパネルから突き出た4本のテールパイプを見ればいいだろう。

キャビン内には、BMWはiX3でデビューし、3シリーズにも採用が予定されている新しいパノラミックiDriveレイアウトを採用する可能性がありそうだ。プラグインハイブリッド搭載の4.4L・V8エンジンは、最高出力727ps/ 535kWを発揮し、公式の電気自動車走行距離は42マイル(67km)とされているが、このエンジンによってパワーと航続距離がさらに向上する可能性もあるだろう。

ひとつ確かことは、M5改良新型は厳しい戦いを強いられることだ。なぜなら、その頃にはアウディのRS6とAMGのE63も刷新され、ハイブリッドパワーを搭載するからだ。

ノイエクラッセか従来のキドニーグリルか…BWMにとって大きな決断となりそうだ。