新たな世界席巻計画、始動か!?

トップシークレットの新戦力がついに登場!

2025年12月30日の時点では、まだ各部がバラバラの状態にあったことから、東京オートサロンでは仮組での展示になると見られていたトップシークレットの新戦力「VRスープラ」。しかし、いざその幕が上がると、そこに現れたのはスモーキー永田のチューニング魂が凝縮された、久々の“超大作”だった。

エンジンルームに違和感なく収まるのは、R35 GT-R由来のVR38DETTユニット。言うまでもなく大規模な加工を伴うエンジンスワップだが、ボディ側の手入れは最小限に留め、R35 GT-Rのフロントサスペンションメンバーを丸ごと移植するという手法で、この難題をクリアしている。

レイアウト上、エンジンカバーがわずかにボンネットへ干渉するものの、エンジンの重心位置は2JZとほぼ同等のポイントまで追い込まれているというから驚かされる。

現状はブーストアップによる約650ps仕様。しかし、これはあくまで序章にすぎない。今後の熟成次第ではタービン交換も視野に入れ、800psオーバーを狙っていく構想だ。トランスミッションは専用のドッキングアダプターを製作し、JZA80スープラ用ゲトラグ6速を組み合わせている。

エンジンマネージメントはR35 GT-R純正ECUによる単独制御。将来的には、R35のマルチファンクションディスプレイをインストールする計画も進行中とのことだ。

排気系はサード製スポーツキャタライザーを組み込んだ完全合法仕様。90年代を彷彿とさせる120φ砲弾型フルチタンマフラーは、トップシークレットのワンオフメイドである。

足元にはOZレーシングが取り扱うスパルコFE3の18インチホイールを装着。タイヤはハイギヤード効果を狙い、40扁平のポテンザS007をセットする。ブレーキはD2ジャパンのキットを前後に投入し、ゴールドキャリパーとメタルイエローのベルハウジングが圧倒的な存在感を放つ。

室内も一切の妥協はない。レッド×ブラックのウルトラスウェードでフル張り替えを施し、シートには同系色で統一したレカロSR-Sを組み合わせるなど、完全フル装備の仕上がりとなっている。

エクステリアは、トップシークレットオリジナルのGフォースで武装。ただしフロントバンパーは、今春発売予定の完全新作モデルだ。同社がR35 GT-R用に展開するM24フロントバンパーのエッセンスを落とし込んだダクトデザインは、新鮮かつ力強い印象を与える。FRP製ボディ部とウェットカーボン製アンダーリップを一体化した1ピース構造とした点も見逃せない。

「当初は2ピース構造も考えたんだけど、それだとどうしても高くなってしまう。少しでも販売価格を抑えたくて、あえて1ピースにしたんだよ」。そう語るスモーキー永田の言葉からは、走りだけでなく“その先”を見据える開発思想がにじむ。

完成度は現時点でおよそ50%。ここから細部の作り込みを進め、サーキットテストを重ねた先に見据えるのは、海外での“何かしらの記録”だという。

「VR32以来の大きなプロジェクトになると思う。ここからが本番だね」。

伝説は、完成した瞬間に終わるものではない。未完成のまま走り続けるからこそ、次の物語が生まれる。VRスープラは、再び世界をざわつかせるその瞬間へ向け、静かに牙を研いでいる。

●取材協力:トップシークレット 千葉県千葉市花見川区三角町759-1 TEL:043-216-8808

「これは大事件すぎる…」伝説の3ピースホイール“OZフッツーラ”が完全復活!

1980年代にホイールカスタムの象徴として君臨したOZレーシング・フッツーラが、令和の技術をまとって復活する。トップシークレット専売モデルとして2026年春にリリース予定。鍛造ディスク×3ピース構造を採用し、黄金期のチューンドに最適化された“深リムの美学”が現代に蘇る。

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