日産「N7」と瓜ふたつ!
1月9日(金)から11日(日)までの3日間に渡って開催中の東京オートサロン2026に、「モンスターインターナショナル」の名称でブース出展するタジマモーターコーポレーションのプレスカンファレンスに出席してきた。
同社のオートサロン出展概要リリースは2度発信され、昨年11月にはスイフトスポーツ展示を予告し、年明け8日(といっても、オートサロン初日前日!)にはハイパーフォーマンスEVスポーツセダンである「MONSTER SPORT 007」と「MONSTER SPORT 007 Racing Concept」の世界初公開を明かしていた。
先にいってしまうと、このMONSTER SPORT 007は中国の東風汽車集団の手がけるEVで、東風日産から販売されている「N7」の兄弟分だ。
スタイリングは、よく見れば細部は異なるのだが、全体で見れば印象はまったく同じで、2台並べたら自分の目が乱視になったのではないかと疑うくらいのそっくりさん。
面質も同じで、ただなめらかなのではない、筆者はやさしい曲面で包まれたボディ面質に好感を抱いており、すでに出まわっているN7の写真の車体色は白が多いことから、陶芸家の作による陶磁器の美しさをN7抱いていた。
タジマモーターコーポレーションの予告リリースに載っていた007も白に近いシルバーだったので、実車を見るのを楽しみにしていたのだが、はたしてブースにあったのは・・・


墨汁をこぼしたかのような黒だった。
白い陶磁器も黒になると、ブレーキキャリパーの赤塗装の効果もあってすごみのあるスタイリングに大変身。
いきなり巨大な黒の大理石の様相になる。
と、クルマのスタイリング評が本意ではない。
実はこのMONSTER SPORT 007、てっきりデモンストレーションにとどまると思っていたところ、日本での発売を予定しているというのだ。
このクルマには、ドンフェンジャパン、ZEV&NEVインターナショナル、タジマモーターコーポレーション、3つの会社と、タジマモーターコーポレーションの創始者にしてレジェンドドライバー、モンスター田嶋氏が関連している。
まず「ドンフェン」が耳慣れないが、中国国営三大メーカーのひとつ、東風汽車集団/DONGFENG Motor Corporationの1ブランドで、「ドンフェンジャパン」はその日本法人。
ZEV&NEVインターナショナルは総輸入代理店を担い、タジマモーターコーポレーションは販売店を運営するという。
そしてモンスター田嶋氏が務めたのはこのクルマのアドバイザー役。
いわばMONSTER SPORT 007は日本仕様開発に向け、ドンフェンとモンスター田嶋氏のシナジーであり、同氏はこのクルマが「走る・曲がる・止まるが楽しめると同時に安全である」ことを強調する。
誰もが気になるのはいつ発売なのか、そして車両価格がいくらなのかだろう。
時期は認証の問題もあるから流動的というが、まずは今年4月の発売を目標にしており、販売価格は600万~700万円あたりになりそうだという。
筆者が気になったのは、発売時期よりも価格よりもネーミングだった。
「MONSTER SPORT」はともかく、「007」を「ダブルオーセブン」と読ませるなんて、どう考えたってあの映画に出てくる英国の諜報部員を意識したとしか思えない。
車名の由来を尋ねたところ「とくにそうではないらしい」とむなしいお返事だったのでありました。
なお、総輸入代理店を務めるZEV&NEVインターナショナルは、「ドンフェン」を冠した店舗展開を予定しており、そのフランチャイズ加盟店を募集するという。
詳しくは下記サイトへ。





