「オーラニスモRSコンセプト」は市販化を見据えている!
日産と「NISMO(ニスモ)」擁する日産モータースポーツ&カスタマイズは、「AURA NISMO 4WD(オーラニスモ4WD)」をベースとした「AURA NISMO RS Concept(オーラニスモRSコンセプト)」の初公開をはじめ、「フェアレディZ NISMO」の2027年モデル(MT)、「日産リーフAUTECH」などを東京オートサロンに出展している。

プレスカンファレンスには、日産モータースポーツ&カスタマイズの真田 裕社長に続き、日産モータースポーツ&カスタマイズのNISMOブランドなどのデザインを統括するカスタマイズデザイン部の森田充儀部長、モータースポーツパワートレイン開発部の片倉丈嗣主管が登壇した。

目玉となる「オーラニスモRSコンセプト」は、「オーラニスモ」を発展させたデザインスタディモデルだが、市販化やレース活動を見据えているという。公開されたのはエクステリアのみで、デザインコンセプトは、「Evolution of“Agile Electric City Racer”」。「オーラニスモ」など、ニスモ・コンプリートカーのデザインを昇華させたような、最新のデザイン言語で仕上げられている。目を惹くのは、ボディサイドの迫力あるオーバーフェンダーで、全長は140mm長く、全幅は145mmワイドになっている。

単なるデザインスタディではなく、反響次第では将来の市販化、さらにレースへの挑戦も見据えているというから楽しみだ。電動ホットハッチの新たな提案としている。
メカニズムの面では、「e-POWER」、「e-4ORCE」性能の最大化を掲げていて、モータースポーツも活用して高性能化技術を磨くこともあり得るという。

もう1台の見どころは、「フェアレディZ NISMO」の2027年モデル(マイナーチェンジモデル)で、新たにMTが追加されたのがトピックス。NISMOとMTの組み合わせは、いままでなかったのが不思議なほどで、ファン待望の追加といえるだろう。フロントのエンブレムが歴代Zを彷彿とさせる造形になり、フロントブレーキが2ピース化されたことで、片側約4.5kg(フロント左右合計で約9.0)kgのばね下重量の軽減が図られている。

新型日産リーフの「AUTECH」は、同ブランドお馴染みのブルーの内外装やディテールが配置されていて、足元にもオーテックならではのスポーティかつ上質なアルミホイールが用意されている。

アウトドアテイストと車中泊をコンセプトに「X-TRAIL ROCK CREEK MULTIBED WILDPLAY」は、現行エクストレイルが持つ上質感にアウトドアテイストを盛り込み、さらにエクストレイルの広いラゲッジを活かしたベッドマットが用意されている。日産は、キャラバンなどに車中泊仕様を積極的に展開していて、アクティブなイメージが魅力のSUVにも同仕様が追加されるかに注目だ。
懐かしの「マッチのマーチ」が登場

日産ブースには、日産直系の自動車整備専門学校である日産自動車大学校のコーナーも設けられている。「マッチのマーチ」は、近藤真彦(監督)さんが初代マーチを40年ぶりに購入し、同専門学校の学生達がMTに換装した仕様。

そのほか、車体系の課程を有する愛知校、京都校の学生たちが授業の集大成として制作したという「Re30 スカイラインシルエット」、「Sunny Skyline」、「MARCH Eloura」も披露されている。
