多才な登壇者と多彩な車両がブースを彩る
TOYO TIRESブースには、OPEN COUNTRYとPROXS装着車両がずらりと並ぶ。

まずは、その展示車両と装着タイヤを紹介しよう。
MERCEDES-AMG GT3 ニュルブルクリンク耐久レース参戦車両

2026年よりニュルブルクリンク耐久レースの最上位SP9クラスよりTOYO TIRES with RingRacingが参戦するGT3車両。世界有数の過酷なレースを勝ち抜くために開発を重ねアップデートされた専用レースタイヤ「PROXES slicks」を装着。

装着タイヤ:PROXES slicks(F:305/680R18 325/710R18)
PORSCHE 911 GT3 TOURING

グローバルなカスタムトレンドに精通しハイセンスなチューニングを施すMOONTECHが手掛けた渾身の1台。
初披露となる新作エアロパーツCONCOURSEを装着し、足元はMABIIS WHEELSにPROXES Spot 2をセッティング。

装着タイヤ:PROXES Sport 2(F:255/35R20 R:315/30R21)
LEXUS LBX MORIZO RR

LEXUS初のMT車でサーキット走行も視野に入れた本格的なスポーツSUV。洗練されたARTISAN SPIRITSのエアロをまとい、PROXES Sport 2を装着。まさに「履き慣れたスニーカーのように、週末に乗りたいラグジュアリーカー」というコンセプトを体現。

装着タイヤ:PROXES Sport 2(245/45R19 102Y)
TOYOTA HILUX RALLY CAR W2RC(参戦車両)

2026年のWord Rally-Raid Championshipに最上位であるULTIMATEクラスから参戦するハイスペックなラリーカー。硬い岩場から柔らかい砂場、滑りやすいぬかるみなど、路面状況がさまざまに変化する厳しい環境の中を高速で駆け抜けるための耐久性を兼ね備え、オフロードレースでの使用を想定して開発された、シリーズ最高の悪路走破性を誇るタイヤ、OPEN COUNTRY M/T-Rを装着。

装着タイヤ:OPEN COUNTRY M/T-R(37×12.50R17LT 116N)
FORD F-150 RAPTOR

「デザートレーシング・プレランナー・スタイル」 FORD F-150 RAPTORをベースに、砂漠地帯での走破性を高めるためにサスペンションを強化。SCOREシリーズのサポートカーとして活躍する、本格オフロード仕様の一台。タイヤは日本未発売モデルで参考出品OPEN COUNTRY R/T PRO。

装着タイヤ:OPEN COUNTRY R/T PRO(38×11.50R17 LT)
SUBARU FORESTER WILDERNESS PROTOTYPE

FORESTERをベースに、専用のフロント&リヤバンパーや、拡大したホイールアーチクラッディング、専用LED
フォグランプなどを装備。FORESTERが持つ正統派SUVとしての価値に、タフでラギッドなデザインや、走破性や機能性の強化といった新たな価値を加えたコンセプトモデル。オフロード性能とオンロードタイヤ性能を両立する新カテゴリータイヤOPEN COUNTRY R/Tを装着。

装着タイヤ:OPEN COUNTRY R/T(225/65R17 102Q)
清水社長が新たな挑戦を発表
そして、東京オートサロン2026初日、TOYO TIRESブースにて、清水隆史社長が登壇しプレスカンファレンスを行った。

2025年に創立80周年という大きな節目を越えた同社は、2026年を「新たな一歩」と位置付け、主力2ブランドのさらなる進化と、モータースポーツへの熱い挑戦を表明した。
【OPEN COUNTRY】過酷な砂漠で証明した「最強の耐久性」

まず語られたのは、今や同社の看板ブランドへと成長した「OPEN COUNTRY」だ。 メキシコの過酷なオフロードレース「SCOREワールド・デザート・チャンピオンシップ」において、アラン・アンプディア選手が2年連続シリーズチャンピオンを獲得。特に、不眠不休で1600kmを駆け抜ける「バハ1000」での勝利は、タイヤの優れた耐久性と走破性を世界に知らしめた。
2016年の日本本格導入から10年。今や「指名買い」されるブランドとなった同シリーズは、タイヤブランドとしては珍しいファン同士の交流も活発だ。清水社長は、ユーザーとの繋がりを今後も大切にしていきたいと意気込みを語った。
【PROXES】35周年、ニュル最高峰SP9クラスへの「悪なき挑戦」

今年誕生35周年を迎えるフラッグシップブランド「PROXES(プロクセス)」についても、重大な発表があった。 2020年から続けているドイツ・ニュルブルクリンクでの耐久レース参戦において、本年より最上位の「SP9クラス」へ挑戦することを表明。あわせて、中山雄一選手がプロクセス・ブランドアンバサダーに就任したことが発表された。
「ハイパフォーマンスを追求し続けるPROXESと、中山選手の挑戦の姿勢には高い親和性がある」と清水社長。展示された青いメルセデスAMG GT3が、その本気度を物語っていた。

そして、ブースに展示された「PROXES RUGGED × SPORTS CONCEPT(プロクセス・ラギットスポーツ・コンセプト)」を紹介。SUV市場の多様化に応える参考出品タイヤ。オフロードの力強いラギッドなサイドデザインと、オンロードのスポーティーなトレッドを融合。見る角度で表情を変える斬新な造形は、来場者の注目間違いなしだ。

清水社長のスピーチに続いて登壇したのは、世界を股に掛けるTOYO TIRES使いのレジェンドたち。彼らはそれぞれに熱いコメントを語った。
三浦昂選手「不可能を可能にする。TGR W2RCチームからレギュラー参戦」

現在ダカールラリー参戦中のためビデオで登場。2026年からは「トヨタ・ガズー・レーシング W2RCチーム」から、第2戦より「OPEN COUNTRY M/T-R」を武器にラリーレイドにおける世界最高峰の舞台へ挑むことを発表した。「夢の舞台であり、非常に厳しい戦いになるが、チーム全員の『チャレンジしたい』という気持ちが重なれば、不可能と思われることも実現できる」と、新プロジェクトへの並々ならぬ決意を語った。
中山雄一選手「PROXESアンバサダー就任。ニュル最高峰SP9クラスへの挑戦」

この度「PROXES」ブランドのアンバサダーに就任。2026年はニュルブルクリンク耐久シリーズの最高峰「SP9クラス」にメルセデスAMG GT3で参戦する。「世界中の道で走る楽しさを伝え、車好きを増やす活動をしたい。初年度からヨーロッパでトーヨータイヤの存在感をアピールし、勝利に繋がるパフォーマンスを見せたい」と、フラッグシップブランドを背負う覚悟を明かした。
アラン・アンプディア選手「2年連続チャンプ。2026年もトーヨーに王座を」

北米の過酷なオフロードレース「SCOREシリーズ」で2年連続シリーズチャンピオンという偉業を達成。「過去2年、素晴らしい結果を出せた。2026年シーズンも4戦全勝を目指し、再びトーヨータイヤにチャンピオンベルトを届けたい」と、絶対的な自信を覗かせた。
川畑真人選手「ドリフト、ラリー、ニュルの3本柱で世界を獲る」

トーヨータイヤの顔とも言える川畑選手は、2026年も活動を多角化。「ドリフト、ラリー、そしてニュルブルクリンクでのレース。この3本柱を主軸に戦っていく。プロクセスとオープンカントリーを駆使し、世界中で勝ちに行く」と、マルチなフィールドでの勝利を宣言した。
マッド・マイク選手「アンバサダー15年目。さらなるクレイジーなプロジェクトを」

ロータリーエンジンを愛する世界的ドリフトスター。アンバサダー就任15周年を迎え、「これまで多くの勝利をトーヨーと共に歩んできた。2026年はエキシビションや新たな映像プロジェクトなど、さらにクレイジーな挑戦を続けていく」と、ファンを熱狂させるパフォーマンスを約束した。
能戸知選手(チームJAOS)「市販タイヤのポテンシャルを証明。次はクラス優勝へ」

昨年のバハ1000で、ハイブリッド車として史上初の完走を果たした。「昨年は完走という称号を得られたので、今年はクラス優勝を目指す。自分が使っているのは北米で一般に市販されている『OPEN COUNTRY』。市販タイヤの素晴らしさを結果で証明したい」と、製品の信頼性をアピールした。

最後に、清水社長は「世界の人々の暮らしを豊かにする新たなモビリティ社会を。時代が、車が、社会が変わっても走る喜びを求める人間の情熱は変わらない。走りを愛する全てのドライバーと共にTOYO TIRESは走り続けていきます。まだ走ったことのない道へ。」と締めくくった。
