再現度重視の鋳造か、性能命の鍛造か!

2種類の純正モチーフホイールが同時にオートサロンに登場!

2024年、BNR32をEV化した日産のコンセプトモデル「R32EV」の登場時に大きな注目を集めたのが、足元に装着されていたホイールだ。BNR32純正16インチのデザインコンセプトを忠実に受け継ぎながら、現代的な18インチサイズへと落とし込んだその造形は、多くのR32ファンから高い支持を集めることとなった。

そして2026年、東京オートサロン2026に日産のブランドアンバサダーを務める田村宏志氏が持ち込んだのが、そのホイールに市販バージョンといえる「トレンドメーカー GT-Rオマージュ」だ。

本作はレイズの鍛造工場にて金型鍛造で製作される逸品。BNR32純正ホイールのデザインコンセプトをキープしながら、最新の解析技術を用いたスポーツホイールとして仕上げられたアップデートバージョンという位置付けだ。

「今回私のクルマに装着しているのは、245か255サイズのタイヤ装着を想定した9Jプラス18×18インチサイズ。調色が間に合わなくて、とりあえずレイズさんのRZ34純正ホイールと同じ色で塗ってもらいました。製品版は若干黄色味がかった純正に限りなく近い色になる予定です」。

R32EVが履いていたホイールは、3Dプリンターで製作されたアイテム。そのため、製造用の型が2024年時点で存在していたわけではなく、今作のために金型が新規製作された。

今作のポイントは390φローターを持つR35後期のブレーキキット装着に対応していること(9Jプラス22サイズは380φローターのR35前期ブレーキキットのみ対応)。

リムには田村氏が代表を務める株式会社トレンドメーカーのロゴや、鍛造であることを示すFORGED、レイズのロゴが彫り込まれている。

スポーク裏には肉抜きが施されるほか、R32純正のイメージを崩さないレベルでの細身のスポークを採用するなど軽量化への努力は抜かりない。

9Jプラス22、9Jプラス18に加えて、9.5Jプラス12、10.5Jプラス15と4種類のサイズ展開が行われる。リリースは2026年夏の予定で、9Jサイズが11万5000円となる予定だ。なお販売元は株式会社トレンドメーカー。今後はホイール販売用のウェブサイトが立ち上がるとのこと。

そして同じく東京オートサロン2026でお披露目となったのが、スカイラインGT-Rの魅力を世界に発信している「GT-R OTAKU」が企画した「Genuine Trend Reproduction」だ。

こちらもR32純正ホイールをオマージュした18インチモデルではあるが、スポーツホイールとしての性能追求ではなく、限りなく純正に近い形状を重視するということなったアプローチがなされている。

大径化に伴った「足長感」を嫌い、純正ホイールよりも約5mm幅の広いスポークデザインを採用。さらにスポークとリムの接続部、リム形状まで徹底的に純正ホイールを意識したデザインに仕上げられた。

裏面の形状も純正を再現。スポーク裏の肉抜きまで純正を意識した形状となる。色味も当時の新品の若干黄色味がかった仕様を忠実に再現しており、限りなく純正然としたスタイルで18インチを履きこなすことが可能だ。

なおこちらは鋳造製法となるが、昨今の一般的な鋳造スポーツホイールと同等レベルの重量に仕上げられているとのこと。9Jプラス20のワンサイズ設定で、価格は1台分4本セットで24万円となる予定。近日中にGT-R OTAKUのウェブサイト上にて販売がスタートされる。

取材協力:株式会社トレンドメーカー/アルファインターナショナル

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