内外装からエンジンまで再構築されたAE86を展示

往年の井桁を復刻した15インチホイールも参考出品

東京オートサロン2024で旧車のレストア事業への参入を発表し、2025年にはAE86のホワイトボディ、4A-GE、3S-GE、2JZ-GTEのオーバーホール&チューンドエンジン3機を出品してきたトムス。東京オートサロン2026では、ホワイトボディだったAE86カローラレビンに外装や内装を備え、エンジンも搭載した完成車の形で展示を行った。特設ホームページには予定価格も記され、会場では実際の商談も進むなど、着実にプロジェクトを前進させている。

さらに、トムスの象徴的なホイールとして知られる通称「井桁(いげた)」ホイールも復刻! 現時点ではあくまで参考出品で、価格はもちろん市販化するか否かも検討中の段階だそうだが、反響が大きければ前向きに進めたいとのことだ。

参考出品された「IGETA REVIVAL(イゲタリバイバル)」のサイズは7.5Jプラス6×15で、純正フェンダーにマッチする大きさ。車両に取り付けられたホイールがガンメタ、壁にディスプレイされたホイールがホワイトとゴールドと、合計3色が展示された。

2ピース構造を採用したことにより、オフセット設定の自由度を拡大。オリジナルのデザインを踏襲しながら、スポークが長く見える造形とし、1ピースのような塊感も表現されている。また、センターキャップやトムスのロゴも当時のデザインがベースだ。

単なるレストアを超えた、トムス流の「再構築」を加えたカローラレビンの完成度も素晴らしい。ホワイトボディの板金と塗装、エンジンの搭載、シートや内装の施工など、各種作業が段階的に進められ、まるで新車、いや新車以上の仕上がりを実現している。

オリジナルの良さを尊重しながら、現代的な技術や素材も取り入れるのがトムスのレストア事業の特徴。シートは純正のフレームをベースにウレタンを新調し、トリムは当時の雰囲気を感じさせるファブリックを採用。ベースとなっている車両は86年式のGTアペックスで、ドアトリムの一部がファブリックとなる仕様も再現されている。

展示車両は往年のトムスステアリングを装着することで、当時のスポーツカスタムの雰囲気も表現された。ただ、これはあくまでデモであるため、実際の仕様とは異なるとのことだ。

エンジンは4A-GEのボアを81.0mmから82.0mmまでアップし、排気量を1626ccとした通称「TRB-4AL195」ユニットを搭載。ハイオク仕様で、最高出力195ps、最大トルク19.5kgmを発揮する。

ダイレクトイグニッション化や、ワンオフの排気系を贅沢に使用するなど、エンジン本体だけではない各種パーツのアップデートと美観の向上も実現。まさにショーカーレベルのレストレーションが手に入るというわけだ。

トムスのレストア事業「TOM’S HERITAGE(トムスヘリテージ)」の特設サイトに記載された予定価格は、車両込みで1650万円(税込)〜、車両持ち込みエクステリア+インテリアで1320万円(税込)〜。その真価をぜひ東京オートサロン2026の会場で実感してもらいたい。

⚫︎取材協力:トムス TEL:03-3704-6801

「ZN6をリトラ化!?」トヨタ86を新時代トレノに再構築するNEO86ボディキット!【東京オートサロン2026】

東京オートサロン2026でResultJapanが発表したのは、ZN6型トヨタ86をAE86トレノ風に仕立てる「NEO86ボディキット」。高騰する本物のハチロクに代わり、手の届く価格と実用性で“あの雰囲気”を楽しめる新提案だ。競技使用も視野に入れた作り込みにも注目だ。

【関連サイト】
トムス
https://www.tomsracing.co.jp
トムスオンラインショップ
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トムスヘリテージ
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