2JZ×シーケンシャルドグ×クイックチェンジでFR化!
大湯都史樹のGR86もカラーリングを一新!
風間オートサービスはレクサスのSUVモデルをベースにしたドリフト車両『LEXUS LBX MorizoRR/Drift』を東京オートサロン2026にて発表した。

国内トップドリフトカテゴリのひとつであるフォーミュラドリフトジャパン(FDJ)に出場することを目的に製作した車両で、2023年にデビューし昨シーズンまで参戦していたIS500 F SPORT Performanceに代わって2026年のFDJで活躍することとなる。ドライバーはロサンゼルス在住の北米FDドライバーであるケン・グシ選手が引き続き担当する。

今回のマシンメイクにおいてはベース車両を選ぶ構想段階が最大のハードルだったと風間代表。「フォーミュラDのレギュレーションではSUV車両をベースにするのは安全面から禁止されています。ですが、LBXは海外基準のフルサイズではなく、日本基準のSUVでした。サイズでいえばGRカローラと変わらない。それを理由にFDJの事務局と交渉することで、特例措置としてLBXの使用を認めてもらうことができました」。

ホイールベースではGRカローラが2640mmなのに対してLBXが2580mmとコンパクト。IS500と比べると重量面でも競技車両とするにあたって軽量化できる余地が大きいようで、まだまだ余力を残した軽量化ながらも1300キロ台を達成しているという。

4WDからドリフトのためにFRへ駆動方式を変更。東名パワードのキットにより3.6Lへ排気量アップしたトヨタ2JZ-GTE、サムソナス製5速シーケンシャルドグミッション、ブルドック製クイックチェンジデフ(スプール)へ繋げてリヤタイヤを駆動する。

タービンはHKS製GT75100BBを用いつつ、NOSによる底上げで低回転のトルクとピークパワーの上昇を実現。FDJのトップで戦うための1000psを超える出力を確保している。

サスペンションには大幅な切れ角アップとトラクションの確保を目的に、ワンオフのカザマインダストリーズ製オリジナルアームキットを導入。こちらは2025年のオートサロンで製作したGRカローラとレイアウトがほとんど同様だったため、設計は比較的スムーズだったという。

以前よりLBX向けのエアロパーツを発売しているアーティシャンスピリッツがエクステリアを担当。片側前75mm、後85mmずつワイド化する張り付けタイプのブリスターフェンダーは新設計で、追加オーバーフェンダーのように見える部分も一体で成型されているのが斬新だ。

ブースには大湯都史樹選手の乗るGR86も並べて展示。スーパーフォーミュラ・SGTドライバーながら初挑戦のFDJで大活躍を見せたことは記憶に新しいが、2026年もカラーリングを変更しつつ同体制でFDJへ継続参戦することが予定されている。

FDJ初のSUVドリ車参戦のニュースをひっさげ、今年もチームカザマの目覚ましい活躍が期待できそうだ。
●取材協力:カザマオートサービス TEL:048-745-2026
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