前週に発表された注目のネタを一気に紹介する「バイクス週間ニュースダイジェスト」。今回は2026年1月5日〜11日に発表されたニュースを紹介する。

伝説のバイクが精密モデルで甦る

1980年代のバイクブームを象徴する漫画「バリバリ伝説」に登場する、主人公・巨摩郡の愛機「Honda NSR500 WGP500 #56」が1/12スケールの精密モデルとして立体化され、CAMSHOP.JPで販売が始まった。ノリモノ雑貨ブランドを展開するフェイスが、講談社の正式ライセンスを取得したオートアート社製モデルを取り扱うことで実現したものであり、原作ファンだけでなくモータースポーツモデル愛好者からも大きな注目を集めている。

本モデルはWGP500クラスに参戦した実車の雰囲気を忠実に再現した完成品で、1980年代のロードレース最高峰の緊張感を閉じ込めた佇まいが特徴だ。カウルやフレームにはABSとダイキャスト素材が使われ、それぞれの素材が持つ特性を活かして高い剛性と実感ある重量感を実現。細部まで精密に設計されたパーツ群によって、リアルな造形と精巧なディテール描写が表現されている。付属するミニチュアの巨摩郡ヘルメットは作品世界の没入感をさらに高め、コレクション価値を一段と押し上げるポイントとなっている。

オートアート社では、実車の「NSR500」を3Dスキャンしカウル内部まで正確な形状データを取得。撮影写真、膨大なコミック資料や実車の情報を精査し、徹底したリアルさへのこだわりを追求したという。こうして生まれたモデルは、コミック仕様のカラーリングやロゴステッカー、ゼッケンなど、原作のディテールを忠実に再現しているほか、サスペンション可動、レーシング・ホイール、レーシング・スリックタイヤなど、レーサーとしての精緻な装備も見どころとなっている。

脱着可能なボディカウル、金属製ブレーキディスク(ヘアライン仕上げ)、大型ラジエーター、精密なエンジンモデルなど、精巧さを追求した構成はコレクターのみならず模型制作ファンの期待にも応えるものだ。さらに同スケールのレーシングスタンドと、WGP仕様ヘルメット「グンヘル」もセットとなり、ディスプレイとしての完成度も高い。こうした付属品の充実は、単なる模型の枠を超えた“作品としての仕上がり”を感じさせる。

ホンダの歩みを体感できる永久保存版ビジュアルブック発売

Hondaの歴史と挑戦をビジュアルで辿る「ホンダコレクションホール・グラフィックストーリーブック」が2026年1月6日に発売された。栃木・モビリティリゾートもてぎ内のホンダコレクションホールに展示される歴史的モデルやレーシングマシンを豊富な写真で紹介し、創業期から現代までの技術と思想をひも解く永久保存版だ。A4変形・オールカラー100ページで構成され、当時のカタログや未公開資料、館内音声ガイド全文も収録されている。自動車・バイクファンはもちろん、ものづくりに情熱を持つ読者にも響く一冊となる。価格は2200円(税込)。 

NANKAI&三陽工業、全日本ロードレースへ参戦体制発表

南海部品は2026年度のモータースポーツ活動として、「NANKAI&三陽工業 RS-ITOH」と「NANKAI&PLUS MOTO」という2チーム体制で全日本ロードレース選手権に参戦すると発表した。RS-ITOHチームはST1000クラスにHonda CBR1000RR-Rで挑み、鈴鹿8時間耐久にも佐野優人・佐野勝人両選手を送り込む計画だ。PLUS MOTOチームはJP-SPORTクラスにHonda CBR250RRでエントリーし、若手育成を軸に戦力強化を図る。両チームは2月15日に大阪・ディアモールで体制発表会を開催し、参戦体制やマシン、ライダー、監督コメントを披露する予定となっている。今回の取り組みはレース経験の蓄積と次世代育成の両側面で価値創出を目指すものだ。

ドッペルギャンガー「DCC539」バイクガレージが機能向上

ビーズ株式会社が展開するアウトドア&ライフスタイルブランド「ドッペルギャンガー」が、中型バイク対応ガレージ「バイクガレージ2150スリム(DCC539)」をマイナーチェンジし2026年モデルとして2025年12月23日に発売した。従来のスリム設計を維持しつつ、前後ドアの高低差を活かした新換気構造を採用し、熱や湿気がこもりにくい環境を実現した。また、雨天時でも通気を確保できるフラップ固定構造や、吊り下げ式のメッシュポケット採用で収納性も向上している。ガレージは幅115×奥行215×高さ175cmのコンパクトサイズで、都市部スペースにも対応する新モデルだ。 

MAXWINが高音質ワイヤレススピーカー「id-MOTO-K1」を発売

昌騰が展開するブランド「MAXWIN」が、広帯域・高音質を追求した新ワイヤレスヘッドスピーカー id-MOTO-K1 を2026年1月8日に発売した。HIFIクラスの広帯域スピーカーを搭載し音楽再生や通話をクリアに楽しめるほか、最大55時間の連続再生を実現する大容量バッテリーとENCノイズキャンセリング機能を備えるのが特徴だ。Bluetooth 5.3により安定した接続を確保し、グローブ装着時でも操作しやすい設計となっている。IPX6防水性能で雨天時のツーリングにも対応し、アウトドアやバイクライフを音でさらに豊かに演出する製品となっている。オプションとしてヘルメット用クリップマウントも用意される。 

楽天お買い物マラソンで超速暖インナーヒーターグローブ登場

三金商事が手がける「Furdo インナーヒーターグローブ(INHG03)」が2026年1月9日20時から始まる楽天お買い物マラソンに合わせて購入できるようになった。7.4Vの強力バッテリーでスイッチONから約10秒で指先まで暖かさが届く速暖性能を実現し、冬本番のツーリングや雪かき、アウトドアなど幅広いシーンで活躍する仕様だ。最大4時間の連続使用が可能で4段階の温度調節も備えるため、厳冬期の防寒対策として最適な一着となる。楽天ランキングで3冠を達成した人気モデルが、期間限定セールでさらに手に取りやすくなる。 

カワサキプラザ知立がリニューアルオープン

愛知県知立市の「カワサキプラザ知立」が2025年12月27日にリニューアルオープンした。店内は木目調のフロアと白い天井による明るい空間となり、ゆったりとした展示レイアウトでモーターサイクルやプラザオリジナル用品を楽しめる。ライダー同士の交流を促すコミュニティスペースやブランドの歴史を感じられるヘリテージウォールを設置し、サービスやアフターサポートも充実。訪れるすべての人に快適なモーターサイクルライフを提供する店舗へと生まれ変わった。 

ロイヤルエンフィールド千葉が新ショールームで再出発

ロイヤルエンフィールドの日本正規ディーラー「ロイヤルエンフィールド千葉」が2026年2月2日、千葉県八千代市でリニューアルオープンする。京成バラ園そばの好立地に位置する同店はブランド最新のショールームコンセプトを導入し、フラッグシップのCLASSIC 650やGOAN CLASSIC 350、CLASSIC 350など計11モデルを展示する。純正アクセサリーやアパレルのコーナーを設けるとともに、サービス工場を併設し購入後のアフターサービス体制も強化。ロイヤルエンフィールドは全国に51店舗のネットワークを持ち、きめ細かな顧客対応を進めていく。 

WASSHAがザリビーを完全子会社化、アフリカでモビリティ事業本格展開

WASSHAは2026年1月1日付でケニアのバイクファイナンスリース事業を展開するザリビー(ZARIBEE)を完全子会社化し、モビリティ領域への本格参入を発表した。ザリビーはこれまでケニアでギグワーカー向けにバイク提供と与信支援を通じた所得創出ソリューションを提供してきた企業で、累計5000台以上のバイクを提供し1700人超のライダーを支えてきたという。WASSHAはザリビーの事業ノウハウと自社の現地マネジメント体制を融合させ、ケニア国内での事業基盤を強化するとともにEaaS展開国を含む周辺国への拡大も視野に入れる。今回の統合により、より多くの個人事業主が好条件でバイクを入手できる環境を整備し、エネルギーと合わせた生活インフラ強化に寄与する構想だ。 

横浜・港北区にプレミアムガレージハウス完成、全9戸が満室

神奈川県横浜市港北区で、フィル・カンパニーグループが手がける「プレミアムガレージハウス」2棟9戸が完成した。車2台分のガレージ空間を備えたこの賃貸住宅は、多様なガレージライフを実現できる仕様で、独自の入居待ちシステムにより高い需要を維持している。第三京浜「都筑IC」から車で3分、地下鉄高田駅へ徒歩9分と交通利便性にも優れ、周辺には生活施設も充実している。完成前からの募集で既に全戸の入居が決定しており、キャンセル待ちの登録も受け付けているという。プレミアムガレージという新たな住空間ソリューションが、都市部でのガレージ付き住宅ニーズを捉えている。 

B+COM ONE標準モデル生産終了

オートバイ用インカム「B+COM」シリーズを手掛けるサイン・ハウスは、スタンダードモデル「B+COM ONE」の生産を2026年1月で終了すると発表した。対象となるのは「B+COM ONE アームマイク UNIT」とワイヤーマイク UNITで、在庫が無くなり次第販売終了となる。同社は顧客への影響を考慮し、修理サービスや補修部品の提供は継続する方針を示している。長年にわたり多くのライダーに親しまれてきた標準モデルの区切りとなり、新たなラインナップ展開への期待が高まる。引き続きB+COMブランド製品への支持を呼び掛けている。