純正の電制ダンパーはそのままに車高の調整を可能にする


ニュルブルクリンクのタイムアタックが至上命題のシビック タイプRは、ノーマル状態で“FF車世界最速”の走りを実現する電子制御サスペンションが装着されているだけに、サスペンション交換のハードルが高い。“ちょっとだけ車高をいじりたいな”と思ってもおいそれと手を出せないのが現実だ。

今回ブリッツがこの1月に発売を予定している「DAMPER ZZ-R A」はそんなタイプRオーナーの悩みを解消するキラーアイテム。純正の電制ダンパーはそのままに、キットのスプリングと車高調整アジャスターを組み込むことで、車高の調整を可能にする。

キットには専用セッティングのスプリングに加え、専用のショートタイプのバンプラバーもセットされているので、ローダウン時の底突きなどの心配もない。

まずはFL5タイプRがリリースされ、順次FK8タイプR、新型プレリュード、GRスープラ用が開発の要諦になっている。

左側のフロントサス上部の赤いパーツが車高調整式アジャスター。右側のリヤサスも同様に上側に車高調整式アダプターがされるが、リヤにはヘルパースプリングも採用。キットには専用バンプラバー以外にも、ダストブーツも付属する。
ネジ状になっているアジャスターを専用のレンチで回すことで車高を調整する。

シルバーのアジャスターとブラックのアッパーを採用

見慣れた赤い車高調整アダプターに変えて、シルバーのアジャスターとブラックのアッパーを採用したのがサーキット走行を視野に入れたセッティングが施される新製品の「DAMPER ZZ-R C」。
今までのブリッツの車高調サスキットはストリートユースをメインとした「ZZ-R」「ZZ-R L」「ZZ-R BB」のほか、サーキット走行をメインとする別タンク付きモノチューブ式の「ZZ-R SpecC」がラインナップされていた。今回追加設定される「DAMPER ZZ-R C」は、その間を補完するポジショニングのサスキットだ。


ストリートユースとサーキットユースを両立するために単筒式ダンパーを採用しつつ、前述のストリート&サーキットの二刀流を実現するために、専用のピストンバルブ、ニードル、ダンパーオイルが採用されたうえで、コンセプトを具現化するセッティングが施される予定だ。
普段のストリート走行で乗り心地の悪さを感じずに、サーキットでのハイスピード&高Gなスポーツドライビングも可能にしている。
まさに今までのシリーズの“いいとこ取り”で、幅広いユーザーを満足させてくれるさすキットの登場だ。

見慣れた赤いアッパー&アジャスターに変わり、シルバー&ブラックが採用され、見た目でも新シリーズとしてのブリッツのこだわりを感じる。走行中に自動で減衰力を変更することのできる「Spec DSC PLUS」にも対応する。