ボンネットの下に潜むのは20Bトリプルターボで630psの強心臓

エアロパーツも完全新作アイテムを投入!

1998年の全日本GT選手権参戦以来、RE雨宮の強力なサポーターとなっているドラッグストアのマツモトキヨシ。オートサロン2026のRE雨宮ブースのメインポジションに登場したのは、マツキヨココカラ&カンパニー社長の理想を具現化したFC3Sベースの完全新作だ。

マシンに授けられたネーミングは「マツキヨFCターボ 風林火山 RE雨宮」。風林火山を名乗るFC3Sは2002年から24年ぶりとなるが、前作は筑波サーキットで58秒890を記録したタイムアタックマシンだったのに対し、新作がターゲットとしているのは世界に一台のストリートスペシャルだ。

製作プロジェクトはベース車探しからスタートし、オートサロン開催日のギリギリに完成。FC3Sらしさは残しながら程よくワイド化されたボディキットはこのマシンのためにデザインされた新作で、フロントバンパーに組み込まれるマーカーランプはFD3S純正品。ドアミラーはなんとホンダS660の純正品だ。

リヤのスタイルはバンパー下に追加されたアンダーディフューザーがFC3Sに迫力をプラス。ドルフィンテールマフラーはパワークラフト製のワンオフ品。

ボトム部のボリュームに負けないウイングは「フェラーリF40のデザインからインスパイアされた」と雨さんは説明してくれた。

そしてこのマシンが唯一無二の存在であることを揺るぎないものにしているのが、まさにスペシャルなロータリーエンジン。3ローター20Bはサイドポート拡大仕様で、ワンオフ製作のエキゾーストマニホールドを介してJPターボB400タービンを3機セット。トリプルターボ化によってパワーは630ps、トルクは62kgmを獲得した。

鮮やかなレッドのアルカンターラで仕上げられたインテリアは、マツキヨココカラ&カンパニー社長の希望によるものだが、ダッシュ貫通タイプのロールバーや天井に至るまでの一貫したメイキングは圧巻。2脚のブリッドXERO VSシートはRE雨宮とマツキヨのロゴが刺繍されたスペシャルバージョンだ。

メータフード内に収まるAIM製のデジタル式のオールインワンモニターは、フルコン制御により実現したもの。ミッションはZF製の8HP50型8速ATで、ステアリングには変速用のパドルが追加されている。

今後は各部のセッティングを進め、最終的には公認改造車としてナンバーを取得することとなるマツキヨFCターボ 風林火山 RE雨宮。ぜひともどこかのイベントなどで、疾走する勇姿とトリプルターボのサウンドを自身の目と耳で体感してほしい。

●取材協力:RE雨宮 千葉県富里市七栄439-10 TEL:0476-90-0007

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