
「TOYOTA GAZOO Racing GT GT/GR GT3デモラン」が行なわれたのは、幕張メッセの屋外イベント会場だ。
1月7日にTOYOTA GAZOO Racingは再び「GAZOO Racing」と名称を変えたが、あまりに直前だったために、ブースの表示もイベントのタイトルも従来通りだった。

12月5日のワールドプレミアで報道陣に公開されたばかりのGR GTとGR GT3をドライブしたのは、GR GTが豊田大輔選手と蒲生尚弥選手。GR GT3が石浦宏明選手と片岡龍也選手。
GT3走行前の片岡選手は「(これまでは)こそこそ走っていましたから、やっと堂々と乗れますね」とコメント。
GT3の先に開発してから市販車に仕立て上げたという、通常とは逆のアプローチで開発されたGR GTは、思いのほか上品に静かに走り出した。新開発4.0L・V8エンジンの滑らかで甲高いサウンド。エンジン+1モーターのハイブリッドシステムは、650ps以上/850Nm以上を発揮する。






純レーシングカーであるGR GT3の走行は、荒々しい、レーシングカーの挙動を想像したが、サスペンションの動きも滑らか。駐車場の荒れた路面を走っていてもガタガタしない。ドリフト状態に入ってもバタバタ感がなくスムーズな曲線をトレースしていたのが印象的だった。
過酷なニュルブルクリンクを制するマシンは、純粋な速さがもちろん必要だが、ドライバーがドライビングしやすいコンフォート性能も両立させる必要があるというが、GR GT3を見ていると、そんなコンセプトが隠れているのではないかと想像。

GR GTのデモ走行を終えた豊田大輔選手は
「次のドライバーがちゃんと走れるように、なにもやらないように緊張しました。路面が少し濡れていたので、あそこで挙動が変化したというところで、(隣に座っていた蒲生選手の)良いリアクションがありましたね」とコメント。
蒲生尚弥選手は、
「スリックタイヤでこの路面温度というのは、想像した以上にすべりまして(笑)。いまやっと走りやすいくらいになったはずです。乗りながらちょっとびびってました。濡れているところもあるし、この路面温度だと本当にグリップしないので、ちょっと怖かったですけど、ここでやらかしたら世界に配信されるなと思いましたね(笑)」とコメント。デモランを楽しんだ様子だった。

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