BMWが現在開発中のハイパフォーマンス3シリーズ、「M3」の完全電気自動車版「iM3」(仮称)の最終デザインをデジタルプレビューしよう。

今回はBEVバージョンだが、内燃機関(ICE)搭載モデルも廃止されることはなく、さらに、従来のM3もニュークラシック時代に向けて刷新される。

まさに新時代のBMWとして、BMW M3 Electricは内燃機関搭載モデルと基本的な部品を共有はせず、来年デビュー予定の新型i3と同じアーキテクチャを採用するのだ。
当然のことながら、ノイエ・クラッセのデザイン哲学は、このクルマの存在感をさらに高めることになる。対照的なグリルは新しいヘッドライトに挟まれ、フロントバンパーは、よりグレードの高いi3と比べて非常にアグレッシブなものになると予想される。また、シャープなサイドスカートと、おそらく力強いホイールアーチ、そして大型のフロントバンパーに取り付けられたリアのスポーティなディフューザー、そして控えめなダックテールスポイラーも特徴だ。
提携するNikita Chuicko氏から届いた予想CGは、マルチスポークのYパターンデザインのホイールを装着、このモデルでは、ホイールは赤いブレーキキャリパーを装備しているが、テスト車両は青いブレーキキャリパーを装着していた。
フロントの新しいライトユニットは一体型のDRL(デイタイムランニングライト)を備えており、今日のBMWで見慣れたものとは異なる特徴を備えている。リヤのライトユニットはかなり幅が広く、トランクリッドの大部分を占めており、物議を醸したBMW XMや、より主流のX6(そしてX6 Mも)を彷彿とさせる。
iM3と名付けられる可能性のあるこのモデルは、複数の情報筋によると総合出力700ps程度になる可能性があるとのことだが、これは次期M5 Electricの総合出力を下回る数値だ。BMWは最大1341psを発揮する見込みの4モーターの電動パワートレインを開発中だが、iM3(あるいはiM5)がこれほどのパワーを発揮する兆しはない。
どれほどのパワーを発揮するかはさておき、確かなことが一つある。新型BMW iM3は、550ps近くに達すると予想される次期M3(内燃機関搭載)を間違いなく凌駕するだろう。直線加速では、次期M3よりもiM3の方がわずかに速くなるものと予想され、両モデルとも曲がりくねった山道やサーキットで良好なパフォーマンスを発揮することが期待されている。
最大の懸念は、その車重だ。BMW iM3は、ガソリン車よりも1000ポンド(約465kg)以上重くなるという噂もあるため、BMWが2つの車軸に均等に重量を配分し、どこまで運転の楽しさを味わえるマシンに仕上げることができるかが、最大の問題とされている。
従来の内燃機関(エンジン)搭載M3のパワーユニットには、ツインパワーターボ技術を採用した3.0L直列6気筒エンジンの搭載が予想されている。もしM3とiM3の価格が同程度で、コストパフォーマンスもほぼ同じだったら、果たしてどちらが選ばれるだろうかが、注目されるところだ。






