制振ダンパー装備のS-MCBストラットバーは対応車種拡大中

サスペンション、ボディ補強、駆動系の3本柱体制はさらに強力推進の予感

過酷なモータースポーツの現場で鍛え上げられてきたクスコのカスタマイズパーツ。その世界観を象徴するように、東京オートサロン2026のブースにはスバルの新旧スポーツモデルが並んだ。

GC8インプレッサは1997年から全日本GT選手権に参戦し、WRX STIはGDB、GRB、GVB、そして展示車両のVABに至るまで、ラリーシーンを席巻。現行のZD8 BRZは、スポーツ走行からストリートカスタムまでを体現する存在として位置付けられている。

クスコのパーツラインアップの軸となるのは、ショックアブソーバー、ボディ補強、駆動系の3カテゴリー。この基本構成は2026年も変わることなく、新型車への迅速な対応と対応車種の拡充が進められる。ブースには、ジムニーノマド用リフトアップ/ローダウンキットや、テスラ・モデル3用の純正形状ダンパーといった注目のニューアイテムも展示されていた。

「ボディビルドアップパーツ」として再定義されたボディ補強系は、無加工ボルトオンで装着でき、ステアリングレスポンスや操縦安定性を向上させるのが特徴。車種別専用設計を基本に、ストラットバーやパワーブレースを軸として、ドアスタビライザー、各種補強プレート&ステーまで幅広くラインナップする。

アイシン製ボディ専用制振ダンパーS-MCB(スモール・モーション・コントロール・ビーム)を組み込んだ新世代ストラットバー&ブレースは、ZN8 GR86/ZD8 BRZに続き、ZN6 86/ZC6 BRZ、GRヤリス、GRカローラ、VBH WRX S4、VNHレヴォーグへと対応を拡大。制振によるしなやかな挙動制御は、ストリートからスポーツ走行まで幅広いシーンで効果を発揮する。

2025年春から展開が始まったオーストラリア・PWR製の冷却パーツにも注目したい。F1やWRC、日本のGT500マシンにも供給される実績を持ち、独自のフィン設計による高い冷却効率と軽量性が武器だ。現在はGRヤリス/GRカローラ、FL5シビックタイプR用のインタークーラーとラジエターが設定されている。

そして、2026年春のリリースが予定されている最新パーツが、展示されていたZD8にも装着されていたGR86/BRZ用ボンネットダンパー。日常での扱いやすさを高めつつ、細部の質感まで引き上げるアイテムだ。

2026年もクスコは、ストリート、ドレスアップ、そしてモータースポーツの現場までを見据えたパーツ開発で、走りの質を磨き続けていく。

●問い合わせ:キャロッセ TEL:027-352-3578

「FL5だけで仕様違いの3台を展開!」名門バリスが描くFL5エアロの最適解【東京オートサロン2026】

2026年の東京オートサロンでバリスが提示したのは、走行ステージ別に作り分けた3台のFL5型シビックタイプR。レース由来の知見を落とし込んだトラック仕様から、ストリート志向のEVO2まで、3台が示す“進化の方向性”に注目したい。

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