連載

【東京オートサロン2026】スタイルワゴン視点の情報を集めました
威圧感を誇張する「面」と「ダクト」を強調したボディキット。

新ブランドによるオリジナルエアロと衝撃的なカスタムペイント

ROHANといえば、代表の井澤氏を中心としたカスタムビルダーであり、カスタムペイントの技術は世界的にも評価が高い。過去の東京オートサロンにおいても、多くのギャラリーを驚かすカスタムカーを製作してきた。そんなROHANが今回プロデュースしたキャデラック エスカレードが『ROHAN FANG ESCALADE』だ。

今回出展された『キャデラック エスカレード』には、ふたつのトピックがある。まずひとつはオリジナルのエアロブランド「FANG ARMOR」によるワイドボディキットの製作。これまでトヨタ・アルファードをはじめとする国産車にスポットをあてた「130DESIGN」を展開していたが、「FANG ARMOR」はアメ車をメインターゲットにした新ブランド。「130DESIGN」がスマートで純正に寄り添ったデザインで仕立てていたのに対し、「FANG ARMOR」はより主張感のスタイルを構築。特に大迫力のオーバーフェンダーは、24インチのアルミホイールを余裕で履きこなすことができる設計となっている。

ROHAN FANG ARMOR ESCALADE
前後スポイラー、サイドステップ、オーバーフェンダーとリアスポイラーによるフルキットでの販売となる。未塗装で165万円。

立体感のあるメタリック&グラフィック仕上げ

そしてワイドボディキットの迫力をさらに増しているのが、様々な技術が結集されたカスタムペイント。キャンディカラーをベースに、エングレービングやグラインダータトゥといった独自のカスタムペイントを組み合わせることで、唯一無二の1台を作り上げている。その特徴は立体感を強調したボディワークにある。

そもそもグラインダータトゥとはどんな技術なのか? グラインダータトゥとは、光を受けることによってその表情が大きく変わる立体塗装表現のひとつで、『キャデラック エスカレード』ではボディサイドやフェンダーまわりなどに施工されている。その製作工程は、ボディにグラインダーで削り込むような形を施し、その上にグラデーション塗装を何層も吹きかける。その作業を何度も繰り返すことで艶、奥行き感のある表情を生み出すことでできる。その製作期間は数ヶ月にも及ぶとか。まさに“芸術”と呼ぶに相応しい1台は、“インポート部門 最優秀賞”も納得の仕上がりだ。

前後スポイラーの先端を大きく立ち上げることで、オーバーフェンダーとの一体感を高めた造形。
グラインダータトゥや3Dダイヤブロック塗装によって立体感のある表情を作り出す。ワイドボディの魅力をより一層引き出している。
ホイールはLEXANIのLF779 をベースにROHANのオリジナルペイントでフィニッシュ。24インチでリム幅12Jという驚愕サイズ。

ダッジ・チャレンジーのボディキットも同時発表

FANG ARMOR CHALLENGER
エスカレードの隣に展示されたダッジチャレンジー。ころらも前後バンパー、サイドステップ、オーバーフェンダー、トランクスポイラー5点キットの構成となる。価格は未塗装で77万円。
装甲車的なイメージの強いエスカレードに対し、チャレンジャーはベース車本来のマッスル感を強調した意匠。
全身グラインダータトゥに、レッド×ブラックのグラデーションペイントでフィニッシュされている。

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