東京オートサロン2026で話題沸騰!

東京国際カスタムカーコンテストの優秀賞を受賞

メーカー系ワークスやレーシングカー向けに、ドライカーボン製およびFRP製パーツを40年以上にわたり供給してきたKEPLA(ケプラ)。ドライカーボンを知り尽くす“裏方の名門”である。

その同社が東京オートサロンに持ち込んだのが、外板パネルすべてをドライカーボンで製作したロータス・エキシージS2だ。

最大の特徴は、一般的なドライカーボンではなく「開繊カーボン」を採用している点にある。開繊とは、カーボン繊維束を扁平に広げて織り上げる製法で、繊維を均一に配置できるのが特徴。樹脂量を抑えながら高い剛性を確保できるため、従来のドライカーボン以上の軽量性と高剛性を両立する。

その効果は圧倒的だ。FRP製純正外装の総重量が約90kgであるのに対し、ケプラ製カウル一式は約33kg。単純換装で57kgもの軽量化を実現する。もともと軽量なエキシージにとって、この差は極めて大きい。

フロントカウルはリップ一体成形。バンパー部のダクトは純正の3連から単一の大型ダクトへ変更され、さらにオイルクーラーへ導くエアダクトをネット裏側に配置。機能美を追求した設計だ。

ハードトップには開口部を設け、走行風をエンジンルームへ導入。エンジンフードにも大胆なダクトを設け、冷却性能の向上を図る。垂直尾翼を思わせるフィンはオプション設定となる。

ドアは裏側までフル開繊ドライカーボン化。純正ロック機構やウインドウハンドルはそのまま移植可能で、実用性も確保している。

リヤカウルと合わせて注目したいのが、ステーまでドライカーボンで製作されたGTウイングだ。さらに大型リヤディフューザーを組み合わせ、サーキット走行時のスタビリティ向上を狙う。

クリア未塗装ながら深い輝きを放つのは、製造段階で型を手作業により徹底的に磨き込んでいるため。離型直後の状態でこの美しさを実現できるのは、ケプラの作業精度の高さの証といえる。

その完成度は高く評価され、東京オートサロン2026の会場およびインターネット投票で選出される「東京国際カスタムカーコンテスト」において、インポートカー部門優秀賞を受賞。圧倒的なクオリティで来場者に強烈なインパクトを残した。

なお、このエキシージはアタック筑波2026参戦を予定する本格タイムアタックマシンでもある。外装の一部のみをドライカーボン化していた2025年末の段階で、すでにオーナードライブにより59秒台を記録。フルカーボン化による軽量化を得た今、どこまでタイムを更新するのか——ケプラの挑戦から目が離せない。

●取材協力:KEPLA 埼玉県三郷市彦糸2−41−2 TEL:048−958−3810

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