物価の安いスペインにあっても
円が少し持ち直しつつある。アメリカとしても米国債を世界で最も保有する債権国・日本の財政動向は大いに気になるところで、言ってみれば「余計なことするなよ!」という上から目線の意思表示があったと見るべきだ。それはともかく依然として円が弱い状況に変わりはなく、先だっての欧州渡航でもEUの中ではまだしも物価の安いスペインにあって、カバとハムに驚くべき支出を強いられた。ホテルでぢっとするに越したことがない、だなんて、やっぱり辛いじゃないか。
2026年1月第3週
2026年1月17日(土)

滋賀県にある肉卸サカエヤさんが手当てした近江牛の超新鮮なホルモンを食す会@大阪に呼ばれる。新幹線に飛び乗り羽田へ。
2026年1月18日(日)

エールフランスで東京→パリ→セビーリャ。もうかれこれ30年以上エアフラを使っていているけれど、未だに喜んで乗っているわけじゃない。ただ便利だから使っているようなものだ。過去には1冊の本になるくらいたくさんのトラブル経験があって、ギョーカイでエアフラ話になれば私の名前が真っ先に上がるはず。相性の問題かもしれないけれど。ほぼ24時間かけて現地へ。マラネッロの開発&広報とディナー。午年の今年もマラネッロ関連の海外出張で始まる幸せを感謝を込めて伝えた。セビーリャ泊。
2026年1月19日(月)
快晴。絶好の試乗日和。今回は25年に発表されたマラネッロの新作、「849テスタロッサ」の国際試乗会である。フェラーリがイタリア国外でこのような催しをするようになったのは、ごく最近のこと。それまではスポーツモデルをフィオラノ&マラネッロで、GT系をイタリア国内の有名リゾートで、という不文律があった。「296GTB」のイベントをセビーリャで開いたことを皮切りに、最近では「12チリンドリ・クーペ」をルクセンブルクで、同スパイダーをポルトガルで開催するなどイタリア国内開催というこだわりを捨て去った。個人的にはずっとイタリアで続けて欲しかったけれど、これだけ新車発表が増えてくるとプレミアタイミングを選んでおれず(というか昔は春と秋の国際モーターショーだけが発表の場だった)、必然的に冬用タイヤ規制の入る時期でも試乗会を開かなければならなくなる。そうすると国外で開催するほかないのだ。午前中は一般道を200km弱テスト。午後からモンテブランコサーキットでアセット・フィオラノ仕様をドライブ。開発陣とディナー。セビーリャ泊。
2026年1月20日(火)

朝から部屋で原稿執筆。午後にチェックアウト後、あたりを散策。出張仲間と生ハムの店で乾杯。夕方の便でセビーリャを発つ。
2026年1月21日(水)
イスタンブール経由で羽田へ。エアフラではパリでの乗り継ぎ(正味半時間)に不安があったので急遽、トルコ航空に変更した。予定と同じ時刻に羽田着。新幹線で京都へ。
2026年1月22日(木)

自宅にて午前中は原稿執筆、午後は週末のイベントに向けて資料の読み込みと整理。マクラーレンF1関連の資料は何度読んでも何かしら発見があって面白い。いつかこういう本を書きたいもの。
2026年1月23日(金)

早朝から出発し、「日産 ルークス」で東京へ。軽なのに快適だったのは先週書いた通り。順調に東京に辿り着き、都心で某誌編集者と打ち合わせ。ランチののち横浜へ向かってルークスを返却し、同じく横浜で「マツダ CX-80」を駆り出してから木更津へ。夜は10年来履き続けているドライビングシューズメーカー・ネグローニの宮部修平さんと同業の渡辺敏史を交えて会食。タイヤと靴は大事です。木更津泊。
2026 1/17〜2026 1/23
走行距離 約700km 試乗車数 4台
2025 11/1〜2026 1/23累計
連載期間中総走行距離 約1万4800km 試乗車台数 73台
