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今日は何の日?

■4代目シビック・タイプRのコンセプトモデルを公開

2014年3月”ジュネーブモーターショー”で展示されたホンダ4代目「シビック・タイプRコンセプト」

2014(平成26)年3月4日、ホンダは“ジュネーブモータ―ショー2014”で欧州向け新型「シビック・タイプRコンセプト」を出展した。4代目となるシビック・タイプRは、欧州向けの「シビック(5ドア)」をベースにした2.0L直噴ガソリンターボ搭載の高性能スポーツセダンで、2015年に欧州と日本に投入された。

2014年3月”ジュネーブモーターショー”で展示されたホンダ4代目「シビック・タイプRコンセプト」

ホンダのレーシングスピリットを凝縮したタイプR誕生

初代「シビック・タイプR(EK9)」は、シビック究極のスポーツモデルとして1997年8月に誕生した。

1997年8月に誕生したホンダ初代「シビック・タイプR」

タイプRは、それまでのスポーツグレード「ハッチバックSiR」をベースにさらにハイチューンし、一般路だけでなくサーキットでも他を圧倒するパワフルな走りを目指した。心臓部となるエンジンは、1.6L 直4 DOHC VTECエンジンを搭載、高圧縮比や各部の軽量化、フリクション低減、吸排気抵抗の低減などを行ない、NA(自然吸気)ながら最高出力185ps/8200rpm、最大トルク16.3kgm/7500rpmを発生した。

1997年8月に誕生したホンダ初代「シビック・タイプR」に搭載されたエンジン

さらに、車高を下げた低重心化やサスペンションのハードチューニング、ブレーキ力の強化、ボディ剛性の強化、ABSのスポーツセッティング、専用タイヤなどホンダが培ったレーシング技術を注入。パワフルかつ強固な足回りと優れた操縦安定性を手に入れたタイプRは、比較的安価な199.8万円で売り出されたこともあり、大ヒットを記録した。

進化続けた2代目と3代目シビック・タイプR

2001年10月にデビューしたホンダ2代目「シビック・タイプR」

2001年10月、2代目シビック・タイプR(EP3)にモデルチェンジした。前年に発売された7代目シビックに3ドアハッチバックがなかったことから、英国生産の欧州向けに設定されていた3ドアハッチバックをベースにして、英国スウィンドン工場で生産したものを日本に輸入するという形がとられた。

排気量を初代の1.6Lから2.0Lに拡大し、専用チューンナップされた2.0L 直4 DOHC i-VTECエンジンは、最高出力215ps/8000rpm、20.6kgm/7000rpmを発生。トランスミッションは、6速MTが組み合わされた。

2007年3月にデビューしたホンダ3代目「シビック・タイプR」

2007年3月には、3代目シビック・タイプR(ED2)がデビューした。タイプR唯一の4ドアセダンであり、日本専用車の3代目シビック・タイプRが目指したのは、“FF タイプR史上最速”のラップタイプの達成。ベースとなった4ドアボディの極めて高い剛性を活用しながら、主にシャシーおよびボディの取り付け剛性の強化によってさらに高い剛性ボディが実現された。

パワートレインは、2代目と同じエンジンをパワーアップした最高出力225ps/8000rpm、最大トルク21.9kgm/6100rpmを発揮する2.0L 直4 DOHC i-VTECエンジンと6速MTの組み合わせ。

ちなみに、車両価格は2代目が220万円、3代目は283.5万円に設定された。

最強のVTECターボを搭載した限定750台の4代目タイプR

ジュネーブモーターショー2014のプレスカンファレンス

4代目シビック・タイプR(FK2)は、2014年3月のこの日に開催された“ジュネーブモーターショー2014”でコンセプトモデルが公開され、日本では2015年12月にデビューした。最大の特徴は、エンジンが歴代初のターボエンジンになったことであり、その他にも走行性能を高める様々な技術が盛り込まれた。

2014年3月”ジュネーブモーターショー”で展示されたホンダ4代目「シビック・タイプRコンセプト」

新開発のエンジンは、2.0L 直4 DOHC VTEC直噴ターボで、最高出力310ps/6500rpm、最大トルク40.8kgm/2500~4500rpmを発生。先代エンジンに対して、最高出力54%、最大トルクが207%ほどパワーアップして、最高速度が236km/hから270km/hへと向上。これらの数値が4代目タイプRの凄さをよく表している。

2014年3月”ジュネーブモーターショー”で展示されたホンダ4代目「シビック・タイプRコンセプト」
2014年3月”ジュネーブモーターショー”で展示されたホンダ4代目「シビック・タイプRコンセプト」

【ジュネーブモーターショー2014に出展されたシビック・タイプRコンセプトがコレ!】

車体についても、9代目シビックのボディをベースに、剛性強化やエアロパーツ採用による空力改善、サスペンションやブレーキの強化など専用部品が装備された。

2015年に発売されたホンダ「シビック・タイプR」

英国生産の4代目シビック・タイプRは、日本で428万円の750台限定で販売。ところが、予約期間で申し込みが限定台数の10倍を超えたため販売は抽選となり、手に入れたくても手にできないモデルとなったのだ。

2015年に発売された4代目「タイプ・タイプR」に搭載の2.0L VTEC 直噴ターボエンジン
2015年に発売されたホンダ「シビック・タイプR」の乗降性、居住性

【2015年に登場した4代目シビック・タイプRはコチラ!】

4代目タイプRは、FF最速を証明するため日本発売前にドイツのニュルブルクリンク北コースでタイムアタックを実施。タイムは、それまでのルノー「メガーヌRS272トロフィーR」の記録を4秒上回るFF量産車最速となる7分50秒63を記録。限定販売台数の750台は、このニュルブルリンクのタイムに由来している。

ジュネーブモーターショー2014の前にニュルブルクリンクでタイムアタックをした4代目シビック・タイプR のテスト車両も展示された

【ジュネーブモーターショー2014に登場したニュルテスト車両がコレ!】

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2017年にデビューした5代目「シビック・タイプR」
2022年9月にデビューした6代目「シビック・タイプR」

その後もシビック・タイプRは、FF最速の称号とともに進化し、現行6代目(FL5)は最高出力243ps/最大トルク42.8kgmを誇っている。しかし、現行モデルは2026年8月に生産を終えるという情報がある。騒音規制の壁を今後乗り越えられるかが再開のカギを握っている。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。

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