3.0リッター直列6気筒ガソリンエンジン搭載

長年噂されていた、BMWの高級ミニバンがいよいよ現実味を帯びてきたかもしれない。

BMWは2027年までに40種類の新型車とフェイスリフトモデルを発売する予定で、その多くには、ノイエ・クラッセのスタイリングとテクノロジーが採用される予定だ。

BMW 新型ミニバン 予想CG

徐々に世界的ブームの予感を感じさせる「高級ミニバン市場」だが、ドイツ御三家では、現在メルセデス・ベンツがVクラス後継モデルとなる、「VLE/VLS」を開発中のみという、現状だ。

次に参入するブランドが注目されていたが、BMWの可能性が高まっているようだ。日本において、高級ミニバン市場は、大人気ジャンルとしてすでに確立されているほか、中国でも急成長を遂げている。そしてこの流れは欧州へと動いていくと予想されている。

BMW 新型ミニバン 予想CG

お馴染みCGデザイナーのSugar Chow氏が制作してくれた予想CGが、ファンや批評家から瞬く間に反響を呼んでいる。このモデルは、現在BMW唯一のコンパクトミニバンであり、欧州仕様の2シリーズ アクティブツアラーと比べて、明らかに大きく、そしてラグジュアリーな印象だ。

フロントエンドは新型BMW iX3から大きく影響を受けており、スリムなLEDヘッドライトが細いキドニーグリルの両側に配置されている。バンパーグラフィック、細長いテールランプ、ルーフスポイラーにも同様のテーマが見られ、これらはすべて、BMWブランドのよりシャープで控えめなデザイン言語に沿っているようだ。

横から見ると、このコンセプトカーは彫刻的なフェンダー、大きなスライドドア、そして長いホイールベースによって特徴づけられている。国産の「アルファード」や「エルグランド」、そしてメルセデス・ベンツ「Vクラス」と同じく、ファミリー向けというコンセプトであるようだが、最も差別化されるのが、スポーティな印象を与えシャープなサーフェス、引き締まったプロポーション、そして大径ホイールが、視覚的にアスレチックな印象を与えているほか、BMWならではの、「駆けぬける歓び」のDNAを、ミニバンにも継承する可能性があるところなのだ。

内部は公開されていないが、6人乗りまたは7人乗りの3列シートレイアウトを想定すると説明している。

パワートレインは、3.0リッター直列6気筒ガソリンエンジン搭載の車を想像すると、確かに魅力的に思える。ミニバンに滑らかな直列6気筒エンジンを搭載すれば、BMWの真骨頂と言えるだろう。

また、第6世代eDriveテクノロジー、大容量バッテリーパック、そして4つのスーパーブレーンは、理論上、航続距離とパフォーマンスの魅力的な融合を実現するはずだ。同時に、BMWはそのルーツに忠実であり続け、単なる快適性重視のミニバンではなく、真に運転を​​楽しめる車へとチューニングすることが期待される。

現在、メルセデス・ベンツ最高級ミニバン、「VLE/VLS」が発表直前(3月10日予定)で、おそらく、日本市場にも導入されると思われる。そこにBMWが参入するとなれば、勢力図は大きく変わっていく可能性がありそうだ。