悲願の4耐完全制覇は前人未到での有終の美
そんな入院中の加藤選手のもとに、ミニバイクレース時代の友人で、のちにファディダディを立ち上げる木場選手が訪ねてきた。病室では木場選手から、彼が作ったマシンでもう一度モトチャンプの4時間耐久レースに出場しないか、と誘われた。チームはC.F.POSHでペアライダーは当時の改造ミッションクラスのライバル、休斉選手だった。
87年、津保川カートランドで開催されたモトチャンプ4時間耐久レース。まだ怪我の影響が残る病み上がりの状態ではあったが、2位以下を全車周回遅れにするという完璧な内容で優勝を遂げた。なんと、スクーターバトルロイヤルと4時間耐久レースの両方を制したライダーは加藤選手だけ。まさに有終の美を迎えたのだった。

