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【CarGoodsMagazine】

セミアクティブサスという選択でどんなシーンでも快適に

クルマのサスペンションに求められるものは、快適性であったり、スポーツ性であったりする。アクトライドでは、スマートフォンを使って減衰特性を設定できる画期的なシステム。硬い、柔らかいではなく、乗り心地と安定感のバランスをどう取りたいかを自分で選ぶ感覚に近い。

それも走り出す前に、音楽を選ぶように、その日の気分でセッティングを選べるのが魅力だ。出張で長距離の走行、ホリデーでワインディングを楽しく、街中を家族で、といった具合に。スマホで簡単にできることでサスペンションとの向き合い方が大きく変わる。またそれどころではなく、センサーからの情報によってダンパー特性が自動制御される、ここがセミアクティブ制御なのだ。

減衰力の調整は、ステッピングモーターではなくソレノイドバルブによる。これにより応答性は80msから10ms程度と素早くなり、減衰変化もON時に無段階となった。さらにフェイルセイフにも優れる。

第1弾は現行ハイエース! 適用車種も拡大予定

具体的な設定は、デフォルトのモードとしてコンフォート、ノーマル、スポーツを選択。さらにオートモードをオンにすると、ライド、ハンドリング、スピードアダプトの設定された特性にしたがって減衰力制御が介入する。

センシングは小型のIMCセンサーから3軸加速度、角速度を測定。加えてGPSの速度情報を入手し、挙動を判断する。安全性を踏まえ車両のCANデータは取得しない。

「ライド」は路面入力の調整。路面からの細かな入力を抑えるが、ゆったりと上下に動く。そこから上下の揺れを少なくフラットに抑制するまで。「ハンドリング」はロール制御。「スピードアダプト」は、減衰特性を速度で変化させないところから、高速になるほど減衰を高める。センシングはIMUセンサーからの3軸加速度、3軸角速度を計測、GPSの速度情報と併せて自車の挙動を判断している。

スマホアプリの設定画面。各サスペンションの状態、ロール、ピッチング、ヨーレートなどのリアルな車両情報を表示するモニター画面も設定されている。

今回、最初に設定された適合車種はハイエースだ。趣味性の高さに加えて積載の多さや、用途の多様さが意識されての設定である。しかし、よりスポーツ性の高いモデルやSUVにもマッチする特性でもあり、今後の展開にも大いに期待が持たれる製品だ。

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