連載

西川淳の自動車1Weekダイアリー

5月の予定がまるっと空いてしまった

楽しみにしていた取材がトランプさんのせいで(遠因だけど)なくなった。ことの次第はこうだ。とある友人がランボルギーニによるミウラ60周年オフィシャルツアーとヴィラデステに別々のクルマで参加する予定だった(もちろんいずれのイベントも前審査通過済み)。私はその取材と雑務サポートで帯同する予定だった。イランへの攻撃が始まって飛行機代も高騰(そりゃそうだ、ロシア上空を通れないうえに中東経由が無くなった)し、やばいやばいと言っていたら、クルマを空輸する費用も驚くほど跳ね上がってしまった。(急がない)帰りを船便にしたとて、行きはイベントに間に合わなければ意味がないので確実なエア便に頼るほかない。それにしても信じがたい運賃で、帰りの船も不確定なようだし、人間の方のチケット代も高すぎる。というわけで今年は見送ることに。5月の予定がまるっと空いてしまったじゃないか! 高市さんには安倍さんのようにイランに乗り込んで話をつけてからトランプさんと会って欲しかったなぁ。

2026年3月第2週

2026年3月7日(土)

マセラティ MCプーラ チェロ
マセラティ MCプーラ チェロ

「マセラティ MCプーラ チェロ」で京都へ。このクルマ、私の移動ライフには最適の1台だ。とても良くできたグランドツーリングカーで、大好きなミドシップ、しかも美しい。ボディカラーさえ選べば悪目立ちしない。それでいて“やる時はやる”CFRPモノコックボディ。アシもよく動き、乗り心地はソリッドで心地よい。V6サウンドも爆音じゃないけれど悪くない。ホントに欲しい1台。地味なカラーがあれば中古の「MC20」もいいよねぇ。夕方から今年初の高雄サンデーミーティング(TSM)前夜祭。鮒子田寛さんや林みのるさん、解良喜久雄さんなど京都界隈の重鎮がずらり。

2026年3月8日(日)

高雄サンデーミーティングにて
高雄サンデーミーティングにて

早朝から嵐山でプーラの撮影。その後、高雄へ。2026年第1回のTSM開催だ。お天気も良く、とは言いがたく、なんと雪もちらつく極寒だったけれど、ノンジャンルということでたくさんの、そしてバラエティに富んだクラシックカーたちが集まった。TSMは暑い8月と寒い1月、2月を除く毎月第2日曜日に嵐山高雄パークウェイの高雄口大駐車場にて開催される。毎回ジャンルを設けてコンテストを開催するが、どんなクルマで来ていただいても基本はオッケーというカジュアルなイベントだ。すでに160回以上を開催。すっかり京都の代表的なカーイベントに成長した(4月は奈良薬師寺のコンクール駐車場へ出張TSMです)。午後から某誌のプレミアム会員たちとツーリング。目的地は京北町のピザの名店“トコトコ”。食後はスーパーカーについて語り合う。楽しい休日。

2026年3月9日(月)

午前中、再びMCプーラの撮影で大阪方面へ。やっぱりかっこいい。見れば見るほど欲しくなる。MC20の中古をカーセンサーで思わずチェック。走行5000km未満でももうちょっとで2000万円切る! 黒とかグレーがいいね。白は多いけどダメだなぁ。午後からは京都にもどり、私用。

2026年3月10日(火)

フェラーリ アマルフィ
フェラーリ アマルフィ

大阪市内のホテルでトークショー。先週の東京と同じセットで、イタリアの伝統と文化から紐解くファッションと「フェラーリ アマルフィ」。アエラスタイルマガジンWEBの山本晃弘編集長と。

2026年3月11日(水)

マセラティ MCプーラ チェロ
マセラティ MCプーラ チェロ

早朝に京都を出発し某誌のロケのため伊豆へ向かう。もちろんMCプーラで。5時半に出発し、ちょうど4時間で集合場所の沼津サービスエリアに着く。全く疲れない。良いGTだ。そこから「ポルシェ 911」と「スカイライン 400R」を乗り継いで西伊豆へ。午前中いっぱいロケ。午後から都内へ。ディナーはクルマ仲間と南麻布。都内泊。

2026年3月12日(木)

川崎のランデブーにて
川崎のランデブーにて

ホテルで「メルセデス・ベンツ G580」(BEV)をピックアップし、川崎の「ランデブー」へ。浅岡社長と軽くミーティングののち、近くのマクドで原稿執筆。懸案の企画を仕上げてからG580で京都へ。重さ3.2tというわけで、電費は3km/kWhと感覚的にはV8ガソリンのゲレンデ級に悪い。それでも150kW器さえ使えれば15分給電を2回で京都まで余裕で走る。飲み込みが良いからだ(最初の15分は147kWくらい飲んでくれる)。15分というと、手洗いしてコーヒー買って土産を物色するくらいの時間だ。かえってラクなんじゃないかとさえ思う。

2026年3月13日(金)

ランチア ストラトス
ランチア ストラトス

午前中、執筆。午後から奈良のナカムラエンジニアリングへ。社長の中村さんは僕と同級生。最近ワークアウトでダイエットに成功し、僕より軽くなってしまった! くそ〜、負けてたまるか、とならないのが男の軽量化作戦だ。それにしてもここはいつもエンツォ時代の跳ね馬でぎっしり。そんななか、もうかれこれ15年は動いていなかった「ランチア ストラトス」がついに完成していた! 夜は京都のクルマ仲間と近所の「焼肉くわはた」さんで会食。

2026 2/28〜2026 3/6

走行距離 約1700km 試乗車数 4台

2025 11/1〜2026 3/13累計

走行距離 約2万4000km 試乗車台数 103台

「プレリュード」「レクサスLC」「フェアレディZ」

20年前に賛同した“低速社会”の実現に向けて【西川淳の自動車1WeekダイアリーVol.17】

スーパーカー界の重鎮、モータージャーナリスト西川淳。この連載は、昨年還暦を迎えた氏が、日々どんなクルマに乗って、何を感じたのか徒然なるままに語るものである。果たして今週はどこで何をして過ごしたのか?

連載 西川淳の自動車1Weekダイアリー

「マセラティ MCプーラ チェロ」と「GT2ストラダーレ」。ランデブーにて。
by ゲンロクWeb
業界人コラム 2026.04.11

クルマは話題性ではなく“良し悪し”で決めるのが本来の姿【西川淳の自動車1WeekダイアリーVol.21】

マセラティ GT2ストラダーレ
by ゲンロクWeb
業界人コラム 2026.04.04

パスタとイベントと知人のクルマとマセラティでイタリア三昧【西川淳の自動車1WeekダイアリーVol.20】

常磐ホテルのエントランスで「ランボルギーニ 400GT」と「カウンタック LP400」の記念撮影
by ゲンロクWeb
業界人コラム 2026.03.28

今週も胸踊るイベントが多数、それに付随する思い出も蘇る【西川淳の自動車1WeekダイアリーVol.19】