マセラティのガソリンエンジン搭載「グランツーリズモ トロフェオ」が、フルエレクトリック「グランカブリオ フォルゴーレ」と同時に改良新型プロトタイプの冬季テストを開始した。

どちらもフロント部分はカモフラージュされている。この巨大なクラッディングは、このシリーズが近々フェイスリフトを受けることを示唆しており、リヤにも変更が加えられるはずだ。カメラマンが現れた途端、ドライバーたちが即座に内装を覆おうとした様子から判断すると、ダッシュボードとセンターコンソールも改良されている可能性がある。

改良新型では、同ブランドのスーパーカー「MUPURA」と同様の扱いを受ける可能性を示唆している。つまり、スタイリングのアップデートとメカニカルコンポーネントの継承により、実質的にフェイスリフトされたMC20スーパーカーと言えるだろう。


現行のグラントゥーリズモとグランカブリオは、それぞれ2022年と2024年に発売されている。
マセラティは、2025年の販売台数がわずか7900台という歴史的不振となり、ステランティスグループの中で難しい立場に置かれている。この数字は、フェラーリよりも少なく、ラインナップの大幅な改良が急務と言える。

同ブランドは顧客獲得のため、ボッテガ・フオリセリー・パーソナライゼーション・プログラムを通じてカスタムカラーやインテリア構成を多用してきたが、販売は控えめに言っても低調だ。

ガソリン車のボンネットの下には、最高出力490psを発揮する3.0LネットゥーノV型6気筒ツインターボエンジンを搭載。このエンジンがアップデートされるか不明だ。

しかし昨年、同ブランドは、3.0L V6ツインターボのネットゥーノサウンドをより力強く響かせるために改良されたエキゾーストシステムを搭載した「メカニカ・リリカ」スペシャルを発表している。このエキゾーストシステムがフェイスリフトモデルに搭載されることが期待される。