アウディ「コンセプトCC」のデザイン要素を取り入れた「A6」次期型の予想デザインが公開された。そこからは、ブランドのデザイン言語がどのように進化していくのか、鮮明に把握できる。

同ブランドでは、2024年半ば、マッシモ・フラシェラ氏が、10年間にわたり現行ラインナップ全モデルのデザインを手がけてきたマーク・リヒテの後任として、同社の新デザイン責任者に就任した。
新しいデザインチーフが就任すると、自動車ブランドの方向性は急速に変化する。そして、アウディはまさにその移行期にあるのだ。フラシェラ氏の指揮の下、今後のアウディ全モデルに従来とは全く異なるデザイン言語が導入されるという。

アウディは、すべてのモデルにコンセプトCにインスパイアされたグリルが採用することを示唆しており、スポーツカー、SUV、セダンとそれぞれの特色にあった採用を目指している。そして、初めてこのグリルを採用することになりそうなA6次期型が予想された。
提携する、CGデザイナーSugar Designが公開した予想CGは、コンセプトCの主要な要素を流線型の4ドをアモデルに移植した。そのフロントエンドには、長年ブランドを象徴してきたお馴染みのシングルフレームデザインとは大きく異なる、タブレット型のブラックグリルが採用されている。

このグリルに、コンセプトCと同じスリムなLEDヘッドライトと、より伝統的な垂直基調のエアインテークが組み合わされている。まだ違和感が残るのも事実ですが、新デザインのドア、異なるクォーターパネル、そして改良されたベルトライン、スポーティーなキャラクターラインを備えている。
リヤセクションも、コンセプトCから大きく影響を受けているようだ。スリムな水平テールライトと、ブラックアウトしたバンパー下部とディフューザーセクションが採用、よくある、コンセプトの量産型以上に酷似している。

慣れ親しんだものを、急激に変更することは、いつの時代も物議を醸し出すが、アウディにも賛否両論が巻き起こることは間違いないと思われる。
もちろん、現行型A6の発表からまだ1年も経っていないため、新型A6の発売は2033年〜2034年ごろとまだ先のだ。そのため、ブレずにこのタブレット型グリルの採用となるのが、注目される。