「世界の道を最後まで走り切ってほしい」モリゾウの言葉を胸にWRC初優勝を果たした勝田貴元が喜びの報告!

2026年WRC(世界ラリー選手権)第3戦サファリ・ラリー・ケニアで、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team(TGR-WRT)の勝田貴元選手が悲願の初優勝を飾ったことはご存じの方も多いだろう。日本人ドライバーによるWRC総合優勝は、実に34年ぶりの歴史的快挙だ。

勝田選手にとってサファリ・ラリーは、過去5回の出場で3度の表彰台(2021年・2024年総合2位、2022年総合3位)を獲得している相性の良いイベント。しかし、前年の2025年大会では最終日に表彰台争いを展開しながらもロールオーバーによるリタイアという屈辱を味わっていた。2026年大会でもインカムの故障やダブルパンクチャーなどさまざまな試練に襲われた勝田選手だが、そうしたトラブルを乗り越え、ついに栄冠をその手に掴んでみせた。

WRC初優勝の勝田貴元が語るサファリの死闘。「モリゾウさんとの約束」が導いた34年ぶりの歴史的快挙

2026年FIA世界ラリー選手権(WRC)の第3戦「サファリ・ラリー・ケニア」において、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team(TGR-WRT)の勝田貴元選手が悲願のWRC初優勝を成し遂げた。「現代サファリ史上最も過酷」と評された大荒れのサバイバルを、彼はいかにして生き残り、頂点へたどり着いたのか。激闘から一夜明け、歓喜と安堵が入り交じる勝田選手がメディア合同インタビューに応じ、知られざる舞台裏を明かしてくれた。

そんな勝田選手が、モリゾウこと豊田章男TGR-WRT会長を訪問して直接優勝報告を行なった。これまで、勝田選手を陰に日向に支えてきた豊田会長。サファリ・ラリーに臨む前、勝田選手は豊田会長から『今年はまず全戦完走を目指して、しっかり走り切ってほしい。もちろん結果も出してほしいけれど、やはり世界の道を最後までしっかり走り切ることを考えてほしい』と言われたというが、その言葉が厳しい状況でもあきらめずにラリーを走破する原動力となったようだ。

勝田選手とおそろいのレッドブルのキャップを被り、人差し指を立てて「1番ポーズ」をする豊田会長の笑顔を見れば、その喜びようが想像できる。今回の対面で、ふたりの間にどんな会話が交わされたかは明かされていないが、その模様を伝えたGRのSNSでは「詳しい会話の内容については、5/28(木)〜31(日)に開催される『ラリージャパン』をお楽しみに」というコメントが添えられていた。詳細なエピソードの披露が今から待ち遠しい。

サファリ・ラリーの終了直後、豊田会長は「貴元には、もっともっと”すごい憧れ”の存在になっていって欲しい。ラリージャパンで、そんな姿を見せましょう!」とコメントを出していたが、勝田選手ならそうした期待にもきっと応えてくれるはずだ。5月に控えるラリージャパンでは、勝田選手の応援にますます熱が入りそうだ。