RDX次期型は、ランド初の2モーターハイブリッド電動パワートレインを搭載
アキュラは、大人気だったクロスオーバーSUV「RDX」の生産終了を正式に発表しましたが、そこには、思わぬ理由があったようだ。
アキュラブランドは、1986年に、収益性の高いアメリカの高級車市場でより大きなシェアを獲得しようとホンダが設立したブランドだ。ライバルであるレクサスやインフィニティに先んじて成功を収めたものの、過去30年ほどの販売台数ではレクサスに大きく後れを取っている。

これには様々な理由が考えられるが、大きな理由としては、ハイブリッド車やEVモデルの不足が挙げられる。レクサスなどの車種と比較すると、燃費性能においてアキュラのラインナップは劣勢に立たされているとみられる。ハイブリッドは今後も長くパワートレインの主役になると思われ、相当なテコ入れが必要となりそうだ。
現在最も売れているのはMDXパフォーマンスSUVですが、これは同社にとって最も高価なモデルだ。
アキュラは2025年に13万3000台を販売したが、ライバルであるレクサスは37万台を販売、大きな差が生じている。しかし、人気のRDXが生産終了になることで、この差は一気に広がる可能性があるのだ。

現行モデルが生産終了となる主な理由は、オハイオ州に拠点を置くホンダのサプライヤーが、今後のRDXに必要な主要部品の一部を生産できず、代替部品を見つけるのが複雑でコストがかかりすぎるためだという。
すでにRDX次期型の開発に入っているが、発売までには少なくとも2年はかかるため、アキュラは販売台数で数万台を無駄にする可能性がある。
次期型では、ブランド初の2モーターハイブリッド電動パワートレインを搭載するなど、期待の大きさが伺える。
しかし、現在最も期待されているのが、全長4.7mのエントリーレベルSUV、「ADX」だ。ADXは、2025年12月にMDXの販売実績を上回っており、販売面で有望視され、RDX新型登場まで、売上減少分のかなりの部分を補ってくれることを期待したいところだろう。
RDX次期型はアキュラ復活への足がかりとなるのか、注目される。



