2.4L水平対向ターボエンジン+AWDのBRZを全日本ラリーに投入!
スバルは、高性能ロードカーの開発を主導する新たな部門「スポーツ車両企画室」を正式に発足させた。

先日、全日本ラリー選手権向けの新型参戦車の開発状況を発表したが、注目は、新設されたスポーツ車両企画室が、ロードカー向けの「スポーツ関連製品」の開発も担当するという点だ。

2026年の全日本ラリー向けの新型参戦車は「BRZ」をベースに採用し、ターボチャージャーエンジンを搭載、FRからAWDへと進化を遂げる。
この動きは、トヨタが近年展開している高性能ロードカー「GR」シリーズ、特にGRカローラ、GRスープラ、GRヤリスといったモデルと共通点が多い。これらの車両はすべて、ガズーレーシングが世界ラリー選手権(WRC)や北米・日本の国内カップ戦に参戦した経験から得られたノウハウを基に開発されているからだ。
2025年、WRXの販売台数は過去最低を記録した一方、クロストレック、フォレスター、アウトバックといったクロスオーバー/SUVは、いずれも15万台を突破し、スバルのベストセラーモデルとなった。しかし、今回の発表は、2021年モデルでWRX STIが生産終了となったことで姿を消したスバルのSTIシリーズが復活する可能性があるという噂に信憑性を与えるものとなっている。
スバルの新部門であるスポーツ車両規格室が最初に投入する可能性のあるモデルの一つは、今年の全日本ラリー選手権に参戦する新型ラリー仕様BRZの市販バージョンだ。プロジェクトの詳細はほとんど明らかにされていないが、新型BRZは四輪駆動で、2.4Lエンジンにターボチャージャーを搭載するということだけは分かっている。
公開されたラリー仕様BRZのティザーメージには、サスペンションによる車高のリフトアップ、分厚いオールテレーンタイヤ、そして新しいリアスポイラーが映っている。前後ともホイールアーチは角張った形状になり、フロントバンパーにはエアインテークが追加。さらによく見ると、ルーフにはエアスクープが設けられているほか、前後オーバーハングが短くなっているようにも思える。
このプロジェクトは、STIバッジを復活させる試金石なるのか、BRZ次期型のヒントになるのか、答えが出るまでもう少し時間が必要だろう。





