【Check Point】キャンバー⇒ピーキーな挙動の抑制に効くロアアーム角度の最適化

足まわりのチューニングを進めていくとハンドリングがピーキーに向かうとされるS2000。だが、キャンバージョイントなどを与えて角度が上昇していたロアアームを水平方向に仕上げるとコントローラブルになる。
ブッシュ類のコンディションの低下が進んでいないのであればピロボール化は後回しにしてもよいので、ジオメトリーの改善から取り組んでいこう。
【Check Point】サスペンションブッシュ⇒ピロボール化で引き出すスムーズな足の動き
スポーツ走行をするなら必須となるキャンバーだが、リアはキャンバーをつけるほどにトーが理想値から遠ざかっていく。セッティングの幅を広げるためにも、調整式トーコントロールアームを投入しておこう。
22カ所にもおよぶブッシュ類だが、部分的にリフレッシュに取り組むのではなく、予算を確保して一挙に仕上げたい。
経年劣化したゴムブッシュを純正パーツでリフレッシュするだけでも動きは大きく改善するが、予期せぬ反発を抑制したり、偏芯ピロでキャスターセッティングできる要素を考えるとフルピロ化がオススメだ。
【Check Point】車高調⇒個々で異なる理想に合わせ足まわりをセミオーダー
理想の足まわりに仕上げるには、ハイレートにも対応した減衰力を発揮できるダンパーが重要。ドライビングスタイルや走行ステージに合わせてつくり込むセミオーダーモデルが理想となる。
タイヤサイズの拡大やグリップ向上には追随できない市販サスキットも多いため、使い込んだ足まわりなら理想を叶えるセミオーダーでリフレッシュするのが理想。
ワイドトレッド化のレバー比も踏まえてハイレート化が進むS2000だが、同一レートのスプリングでもメーカーによって特性が異なるため、ノウハウがあるプロショップを頼りたい。
【Check Point】ブレーキ⇒メンテナンスと併せてブレーキの熱容量を引き上げる
ベンチレーテッドローターなどでリアのブレーキ性能を高めてやれば、フロントはノーマルパッドでも通用する。ローター割れのリスクも低減されるのでアップデートはリアから取り組みたい。
スポーツ走行を楽しむために欠かせないブレーキチューンだが、S2000は効きよりも熱容量の引き上げが重要。とくにソリッド仕様のリアブレーキローターは、迷わずベンチレーテッド仕様にして強化しておきたい。
また、耐熱温度の高いパッドを使用していると熱影響で走行後にローターが割れることも多々ある。サーキット走行時はスペアローターを用意しておくと安心だ。
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