
国土交通省は10月19日、オートバイのナンバープレートに希望する番号を選べる「希望ナンバー制」の申し込み受け付けを開始した。対象は総排気量251cc以上の小型二輪車と、126cc以上250cc以下の軽二輪車。自分の好きな番号を選びたいというライダーの要望に応え、ツーリングの楽しみやバイク市場の活性化につなげる狙いだ。
制度の開始にあたり、国土交通省の朝日健太郎副大臣は報道陣を前に、「バイク愛好者の皆様からたくさんの声をいただきまして、国土交通省でもルールを改め、本日から希望ナンバー制をスタートさせていただくこととなりました」とあいさつした。


朝日副大臣は、希望する番号を選べるようになることで、ライダーがツーリングをより楽しめるようになることに期待を表明。さらに、「バイク市場の活性化、これの一助になってくれるように我々は期待をしている」と述べ、制度が二輪車市場の活性化にもつながることへの期待を示した。
希望ナンバー制は四輪車ではすでに導入されている。国土交通省の説明によると、登録車では1998年から、軽四輪車では2005年に導入された。一方、二輪車については、通常のナンバーの不足が見込まれるタイミングに合わせて導入を進めることとなった。朝日副大臣は、ナンバーの桁数を増やすことや、ナンバープレートメーカー、関連システムの改修などに取り組み、約2年をかけて今回の開始に至ったと説明した。
希望できるのは、ナンバープレートに表示される4桁以下のアラビア数字。申し込みはインターネットまたは窓口で受け付ける。全国共通の抽選対象番号は「1」「7」「8」「88」「333」「358」「555」「777」「888」「1111」「8888」で、地域ごとに設定される抽選対象番号もある。抽選対象番号は週1回のコンピューター抽選で交付者を決定し、それ以外の番号は原則として申し込み順に交付する。
交付手数料は税込みで1枚当たり2500~3000円。交付開始は10月26日を予定している。なお、総排気量125cc以下の原動機付自転車は対象外となるほか、一部対象外となる車両もある。
朝日副大臣は自身の二輪車のナンバーについても触れ、希望ナンバーの「199」を付けていると紹介。ただし、バイクの免許は持っていないと明かし、会場の笑いを誘った。最後に、二輪車も日本の基幹産業の一つだとしたうえで、ユーザーが安心・安全に楽しめる環境整備に国土交通省として取り組む考えを示し、ライダーに制度の活用を呼びかけた。
