視覚障がい者・移動支援ロボット「AIスーツケース」
国内有名企業5社が共同開発! 混雑する場所でも目的地まで安全にユーザーを誘導


AIスーツケースは『一般社団法人 次世代移動支援技術開発コンソーシアム(※注1)』が開発を進める、視覚障がい者の移動を支援する移動支援ロボット。見た目はスーツケースだが、内部にコンピューター、センサー、モーターなどを装備。
小型の四輪車や三輪車などの乗車による移動が困難な場所。例えば人で混雑する連休の空港やショッピングモールなどでも、AIスーツケースは歩行者や障害物を避けながら、目的地まで安全に視覚障がい者を誘導することが可能だ。
※注1:アルプスアルパイン株式会社、オムロン株式会社、清水建設株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社、三菱自動車工業株式会社。以上の5社が設立した一般社団法人

AIスーツケースは、視覚障がい者が日常生活で自然に携行できることを目指したスーツケース型ナビゲーションロボット。カメラを始め、様々なセンサーから得られる情報、また最新のAI技術とロボット技術を組み合わせており、利用者がロボットの一部であるハンドルに導かれる形で歩行できるのが特徴。
同品は施設内での視覚障がい者の誘導が大きな目的であることから、高い安全性と安定性が求められる。もしも通常の自律走行ロボットのソフトウェアで走行させると、周囲との距離の取り方がロボット中心となるため、隣を歩く利用者の歩くスペースを考慮しなかったり、方向転換の動作が必要以上に大きくなるなどの課題があった。AIスーツケースは経路計画点、指令速度、衝突判定範囲などを調整することで、利用者の快適な移動を実現している。

「ICOMA」はAIスーツケースのプロダクトデザイン、モックアップ(実物大の模型)制作、CMFデザインを担当。タタメルバイク制作のノウハウを生かし、板金や3Dプリンタなどを効果的に使用した外観を追求。シーンによって付け替え可能な、ユニークかつオシャレなパネルチェンジのアイデアも盛り込まれた。
AIスーツケースは社会実装を目指して実証実験を積み重ねており、2025年に開催された「大阪・関西万博」では4月から10月まで全会期運用され、4,800人以上が体験。誰もが自由に移動することができる未来に向けて開発が続けている。
ICOMAの公式WEBサイト https://www.icoma.co.jp/aisuitcase
清水建設の公式WEBサイト https://www.shimz.co.jp/solution/tech374/index.html
(社)次世代移動支援技術開発コンソーシアム公式WEBサイト https://caamp.jp/technology/
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