前週に発表された注目のネタを一気に紹介する「バイクス週間ニュースダイジェスト」。今回は2026年10月19日〜25日に発表されたニュースを紹介する。
過給エンジンから足回りまで刷新、日常域の扱いやすさも追求

カワサキモータースジャパンは、新型「Ninja H2 CARBON」を2027年1月23日に国内発売する。スーパーチャージャーを搭載するフラッグシップモデルとして、高回転域の鋭い加速感を受け継ぎながら、低中回転域のトルクを強化。足回りや電子制御、外観にも改良を加えた。メーカー希望小売価格は418万円(税込)。全国のカワサキプラザで販売し、2027年モデルの国内仕様は約300台の生産を予定している。
Ninja H2は2015年、川崎重工グループの技術を結集して誕生した。ガスタービンや航空宇宙分野の知見も取り入れ、モーターサイクル専用のスーパーチャージャーを自社設計。独自の加速性能を追求するモデルとして、カワサキの技術力を象徴してきた。新型はその個性を維持しつつ、現代のライディング環境に合わせて各部を見直している。
改良の中心は、998cc並列4気筒スーパーチャージドエンジンだ。特に4000~7000rpmでの加速感を磨くことに重点を置き、ピストン頂部の形状変更によって圧縮比を引き上げた。燃焼室やカムプロフィール、吸排気系も最適化し、高回転域での伸びやかな加速と、低中回転域から力を引き出せる特性の両立を図っている。
過給機ではインペラブレードの入口角を調整し、吸気温度の低減によってノッキングの抑制に貢献。吸気ファンネルの長さやスロットルバルブ径も見直し、低中回転域の性能と燃費性能の向上を狙った。二次減速比は従来の2.444から2.588へ変更。ギヤ比のショート化により、力強い加速感につなげている。
排気系には、軽量でコンパクトな4-into-1エキゾーストシステムを採用した。エンジン特性に合わせてパイプ径を最適化し、ストレートパイプスタイルの構成でトルク向上と日常域の扱いやすさを追求。サイレンサーは黒いボディにグレーのエンドキャップを組み合わせ、外観の一体感も高めた。
足回りも充実している。フロントブレーキには、カワサキとして初めてブレンボ製「Hypure」キャリパーを採用。フロントにKYB製AOS-IIレーシングサスペンション、リヤにオーリンズ製TTX36を組み合わせ、制動性能やコーナリング性能、接地感を支える構成とした。
電子制御では、トラクションコントロールのKTRCを5つのモード設定とし、幅広い走行条件に対応する。パワーモードと連携するインテグレーテッドライディングモードも搭載。クイックシフターは1500rpmから作動でき、クラッチ操作なしで変速できる領域を広げた。一定速度を維持するクルーズコントロールも備える。発進を支援するローンチコントロールは2段階制御へ更新されたが、使用はクローズドコースに限られる。
メーターは2種類の表示モードを選べる。航空機のヘッドアップディスプレイに着想を得たバンク角・ピッチ角表示などを取り入れ、背景色の切り替えや自動調光にも対応。専用スマートフォンアプリとの連携機能も用意する。
カラーはミラーコートスパークブラック。独自の銀鏡塗装は反射粒子の大きさと量を変更し、金属的な質感を高めた。ホイールにはカワサキ初の水転写プリントを採用している。価格にはETC2.0と、3年間の定期点検・オイル交換などを含む「カワサキケア」が付く。保険料や登録諸費用などは別途必要。生産に時間を要するため、納車時期は生産状況によって前後する場合がある。


















レブル250を快適な乗車姿勢に|エフェックスの専用ハンドル、2027年2月発売

プロトは、ホンダ「レブル250」の2017~2024年モデル向けハンドル「エフェックス イージーフィットバープラス」を発表した。発売は2027年2月を予定し、価格は税込9680円。乗車姿勢の快適性に加え、正面から見たスタイルにも配慮した車種専用設計となっている。純正に対してハンドル位置を50mm高く、29mm手前へ移動し、幅を85mm狭めたコンパクトな仕様。絞り角は純正と同じに保った。実際にレブルを所有する商品担当者が、車両本来の開発思想を踏まえ、快適性と外観の両立を目指したという。見た目の変化も狙う。素材はスチールで、ブラックメッキ仕上げを採用。ハンドル径は22.2mmで、純正スイッチ用の穴は加工済み。適合型式は2017~2022年の「2BK-MC49」と、2023~2024年の「8BK-MC49」。純正ブレーキホースを使用する場合は長さが不足するため、取り回し方法を変更する必要がある。



トライアンフの足回りを刷新|プロト、モートーン製ブレーキディスク発売

プロトは、パーツブランド「MOTONE CUSTOMS」のトライアンフ・ボンネビル系向けブレーキディスク「KANAGAWA」と「BUZZSAW」の販売を開始した。ウェーブパターンのKANAGAWAと、ドリルドパターンのBUZZSAWを展開し、制動性能と外観の両面から足回りの刷新を提案する。素材はステンレススチールで、精密な機械加工と熱処理を施し、耐久性を追求。耐食コーティングを採用し、穴あき加工で放熱や汚れ・異物の排出を促す。同社によると、ブレーキフェードの低減と安定した制動性能につなげる設計という。外径320ミリのフロント用2枚セットは、KANAGAWAが税込8万6900円、BUZZSAWが9万7570円。スピードツイン1200やスクランブラー1200の指定年式に適合する。このほか、ボンネビルT100などに対応する310ミリのフロント用や、リア用も用意。取り付けボルトもラインアップする。








ナップス、10月30日に最大24時まで営業|ハロウィーンの夜間イベント開催


オートバイ用品を販売するナップスは、10月30日(金)18時から、夜間営業イベント「NAPS YOASOBI night ハロウィーン2026」を開催する。一部を除く全店舗が対象で、閉店時刻を最大24時まで延長。仕事帰りの休憩や秋のナイトツーリングの立ち寄り先、ライダー同士の交流の場を提供する。当日18時以降に商品を注文・購入したナップスアプリ会員には、暗闇で光る蓄光式のオリジナルリストバンドを進呈する。購入金額は問わず、1人1個まで。数量限定で、なくなり次第終了となる。各店舗でも独自の企画を予定している。周辺環境に配慮し、一部店舗は20時または22時に閉店する。18時以降のピット作業はウェブ予約のみ受け付け、希望日時の48時間前に締め切る。店舗別の営業時間や企画の詳細は公式サイトやSNSで案内する。同社は来店者に対し、駐車場での空ぶかしや長時間のアイドリングを控えるよう呼びかけている。
JAF長野、11月15日に「ばいく塾」|初心者やリターンライダーを支援

JAF長野支部とドリームモータースクール昭和校は、11月15日(日)に長野市川中島町の同校で、レッスンイベント「ばいく塾」を開催する。初心者や久しぶりにバイクに乗るリターンライダーを主な対象とし、日常的に運転している人も参加できる。教習指導員によるスラロームや一本橋などの講習に加え、特別講師としてRPT長野代表の櫻山茂昇氏が登場。講演やランチミーティング、デモ走行を通じて参加者と交流する。JAF隊員によるレッカー車での二輪吊り上げ実演や、レース用バイクの展示も予定している。開催時間は11時30分から16時30分まで。参加にはJAF会員であること、該当する二輪免許と任意保険、自車の持ち込みなどが必要となる。胸部プロテクターの着用も推奨される。定員20人で、応募多数の場合は抽選。最少催行人数は12人。参加費は昼食・保険込みで1万円。申し込みは11月9日17時まで受け付ける。小雨決行、雨天中止。


RIDERNAV、全商品28%オフ|10月25日まで秋のツーリング応援企画

バイク用ディスプレイなどを展開するRIDERNAVは、10月25日まで公式オンラインストアで「秋のツーリング応援キャンペーン」を開催している。全商品が28%割引となり、購入手続き時に自動適用される。クーポンコードは不要で、既存の20%割引との併用はできない。対象には、7インチのスマートディスプレイ「R7M」「R7X」やLED補助灯「Q5 Pro」、空気圧センサーなどの用品が含まれる。R7MとR7XはワイヤレスのApple CarPlayとAndroid Autoに対応。BMWナビクレードルに装着するR7Mと、幅広い車種に取り付けられるR7Xから選べる。製品には24か月の保証を用意。既存ユーザーが友人に紹介し、その友人が注文すると、紹介者にAmazonギフトカード2000円分を進呈する。受け取りには友人の注文番号を添えてサポートへの連絡が必要。秋のツーリングに向けた装備の見直しを後押しする。





















実際に動くVツインを手元に|BLDBがエンジン模型「RETROL R33」を販売

金属模型専門オンラインストア「BLDB」は、ガソリンで作動するエンジン模型「RETROL R33」の販売を開始した。排気量4.2cc、5分の1スケールのV型2気筒OHV・4ストロークエンジンで、燃焼音やフライホイールの回転、動弁機構の連動を間近で観察できる。本体は真鍮とステンレス鋼を主体に構成し、燃料タンクや点火スイッチを備えた木製ベースに固定した組立済み仕様。CDI電子点火装置を搭載し、付属のハンドプーラーによる手動始動と、電動ドリルを使った始動に対応する。排気管は黄銅製とアルミ合金製から選べる。展示と実際の始動を通じ、機械の構造を楽しめる製品。発表時の価格は黄銅製が13万2175円、アルミ合金製が13万7175円。期間限定で、コード「Gift26」の入力により表示価格から26%割引となる。燃料や乾電池などは別途必要で、対象年齢は14歳以上。運転は屋外など十分な換気を確保できる場所で行う。











トライアンフ、純正アクセサリー代金の半額を支援|12月28日まで

トライアンフモーターサイクルズジャパンは、全国の正規販売店で「アクセサリーご購入50%サポートキャンペーン」を開催している。12月28日(月)までに対象の新車を成約し、車両登録を完了した購入者に対し、純正アクセサリー購入代金の半額をサポートする。対象車両は「Speed Twin 1200 TFC」を除く全ての新車。原則として、純正アクセサリーの購入総額が税込11万円以上の場合に適用される。400ccシリーズには購入金額の下限を設けず、装備の追加を検討しやすくした。アクセサリーの取り付け工賃は購入者の負担となる。秋のツーリングシーズンに合わせ、快適で便利なライディングに向けた装備選びを後押しする企画。新車の購入と同時に、用途や好みに応じたアクセサリーをそろえられる。キャンペーンの詳しい条件はトライアンフ公式サイトで案内しており、問い合わせはトライアンフコールや最寄りの正規販売店で受け付ける。
