お便り ガソリン200円時代が来たらどうしよう!?
愛知県:いつでもどこでもPCXさん
ガソリンスタンドの価格表示を見て、「また高くなった?」なんて感じている人も多いはず。バイクに乗る以上、ガソリン代は避けて通れない出費。とくに通勤や通学で毎日使っている人にとっては、1円の値上がりだって気になるところですよね。
そんななか、2026年10月23日には高市早苗首相が、ガソリンなど燃料油に対する補助金について、今後の支援のあり方を検討するよう経済産業大臣に指示したことを明らかにしました。
その背景にあるのが、緊迫する中東情勢と原油価格への影響です。日本は輸入原油の大部分を中東に依存しており、現地での紛争や輸送ルートの混乱は、国内のガソリン価格にも影響します。もちろん、原油価格は世界的な需給バランスや為替相場などによっても変動するので、中東情勢だけで価格が決まるわけではありません。
政府は2026年3月19日から、レギュラーガソリンの全国平均小売価格を170円/L程度に抑えるための緊急的な補助を実施しています。しかし、この補助には多額の財源が必要となることから、今後の支援のあり方を検討することになったわけです。
ただし、10月23日時点で補助金の縮小幅や終了時期が決まったわけではありません。今すぐガソリンが200円/Lになるという話でもないんですね。
とはいえ、今後の価格動向が気になるのは当然。そこで今回は、仮にガソリン価格が190円、200円、さらには220円まで上昇した場合、125ccバイクの燃料代はどれくらい増えるのか、具体的に計算してみましょう。

ガソリンが200円/Lになっても、月500km走って375円アップで済む!
ここでは燃費40km/Lの125ccバイクを想定してみます。近年のミニバイクには燃費性能に優れたモデルも多いですが、今回は計算しやすいように40km/Lという条件を設定。実際の燃費は車種や走行条件によって異なるので、その点はご了承くださいね。
そして、1カ月の走行距離は500kmとします。例えば通勤で月22日間利用するなら、1日あたり約23km。片道11〜12km程度なので、毎日のアシとしては十分ありそうな使い方でしょう。
燃費40km/Lで500km走る場合、必要なガソリンは12.5L。これにガソリン単価を掛ければ、1カ月の燃料代がわかるというわけです。

どうでしょう? 170円/Lから200円/Lへ30円も値上がりしたとしても、1カ月の負担増は375円。1年間に換算しても4500円の増加にとどまるんです。
さらに220円/Lという価格を想定しても、月間燃料代は2750円。170円/Lのときより50円も高いのに、月々の差額は625円という計算になります。
もちろん、値上がりは少ないに越したことはありませんし、走行距離が多ければ負担も増えます。それでも数字にしてみると、125ccバイクの燃費の良さが改めてわかるのではないでしょうか。
ガソリン高騰時代こそ125ccが頼もしい! 通勤から買い物まで使える経済的なアシ

ここで、ちょっと視点を変えてみましょう。毎日の通勤に125ccバイクを使う場合、公共交通機関と比べてどのくらい経済的なのでしょうか。
例えば電車の普通運賃が片道250円で、月22日間通勤すると仮定してみます。往復500円だから、1カ月では1万1000円。いっぽう、125ccバイクなら、先ほどの条件ではガソリン200円/Lでも燃料代は2500円です。
その差は、なんと8500円!
もっとも、これはあくまで電車の普通運賃とバイクの燃料代だけを比較した数字。電車には割安な通勤定期券がありますし、バイクには駐輪場代や保険料、税金、オイル交換、タイヤ交換などの維持費も必要です。車両の購入費用だって忘れてはいけません。
そのため、単純にバイク通勤のほうが8500円お得! とは言い切れませんが、すでに125ccバイクを所有していて、職場に駐輪スペースがあるような人なら、通勤費を大幅に抑えられる可能性は十分にあります。
さらに、ミニバイクの魅力は燃料代の安さだけじゃありません。買い物やちょっとした用事、休日の街乗りなど、普段のアシとして気軽に使えるのも大きなメリット。とくに近年の125ccスクーターは燃費性能に加えて、収納スペースや使い勝手にも工夫が凝らされています。必要なときにサッと乗れて、移動先でも小回りが利く。そんな便利さも、毎日の生活ではありがたいところですよね。
もちろん、雨の日の不便さや安全面、駐車場所の確保など、バイクならではの課題もあります。それでも、自分の生活スタイルに合えば、移動手段としてなかなか頼もしい存在なんです。
ガソリン価格が200円/Lになっても、燃費40km/Lの125ccバイクなら月500km走って2500円。もちろん、ガソリン代は安いに越したことはありませんが、価格が30円/L上がったとしても、月々の負担増は375円という計算です。しかも、通勤だけでなく買い物やちょっとした用事にも使えるのがミニバイクのいいところ。燃費の良さと気軽に乗れる便利さを考えれば、普段のアシとしてもっと活用する価値があるんじゃないでしょうか。
【編集部注記】
※ガソリン価格170〜220円/Lは比較のための仮定であり、将来の価格予測ではありません。燃費40km/L、月500km走行を共通条件として試算しています。
※電車通勤との比較は普通運賃によるモデルケースです。通勤定期券、通勤手当、車両購入費、保険料、税金、駐輪場代、整備費などの条件により実際の負担額は変わります。
※政府の燃料油補助金に関する記述は2026年10月26日時点の情報です。
【モトチャンプ編集部】
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