興味津々のミドルスポーツ

EICMA2026(ミラノショー)のKTMブースではちょっとしたサプライズで来場者を驚かせた。事前に多数の新型モデルがアナウンスされていたが、この「450RC」は当日の発表となり、KTMでは“独自の設計でクラス最高峰のパフォーマンス”と唱えている。

WP製の足周りでセットアップ!

足周りは前後サスペンションともに、KTMお馴染みのWP製APEXを採用。フロントは圧側/伸び側の減衰力調整機構を備えている。フロントは43㎜の倒立フォークを、リヤには片持ちのスイングアームを配し、プリロード、減衰力調整式のリヤショックをセット。

ブレーキでもWP製をチョイス。フロントは4POTラジアルキャリパーとφ320㎜ローターを組み合わせた、バネ下重量の軽量化にもつながるシングルディスクの構成だ。WPのブレーキシステムは自社開発によるもので2026年初頭のDUKE390が初採用。

各マスターシリンダーもWP製を採用。

それまでのKTMの小中排気量車はブレンボ傘下のBYBRE(バイブレ)製を主に採用していたが、トータルセッティングによって安定したパフォーマンスを発揮する。なお、タイヤはピレリのDiablo Rosso 4が標準装備されるもよう。

上級クラス同等の電子デバイス

電子制御では、コーナリングABS、そして「ロード」と「スーパーモト」の2モードを備えた2チャンネルABSを採用。KTMの上位機種に備わっていた機能が取り入れられている。もちろん複数の走行モードもあり、シーンに応じて切り替えが可能だ。

展示車にはステアリングダンパーがアッパーマウントされていた。

これらの情報は5インチTFTダッシュボードからアクセスOK! USB-A及びUSB-Cポートもあるのが便利だ。

このRC450は2027年後半から生産をスタートし、2028年モデルとして発売される見通し。“RC”を冠するKTMのラインナップは、下は125クラスから上はリッターオーバーまで揃っており、RC450はその中間を埋める、手頃なモデルになりそうだ。