連載

編集部員がリアルに寝てみた!【車中泊テスト】

長さ不足はアイデアで解消、快適な就寝スペースが楽々完成!

ホンダの最新SUVとしてデビューした「WR-V」は、現実的で手が出しやすい車両価格と使い勝手の良さが魅力のコンパクトSUV。ホンダのコンパクトSUVといえば「ヴェゼル」があるが、サイズ感はほぼ同じ。全長は「ヴェゼル」の方が15mm長いが、全高は「WR-V」の方が70mm高い。一方で見た目は全く異なる。直線的でタフなフォルムの「WR-V」は、いかにもSUVらしくアウトドアシーンもよく似合う。そして何よりも、ラゲッジスペースの広さと積載量がクラストップレベルで、車中泊にも向いていそうなクルマなのだ。

そんな「WR-V」での車中泊は想像以上に快適! 就寝スペースの確保は前席を前にスライドして後席を倒すだけ。ただこのまま寝るのは少々厳しい。「WR-V」は荷室部分が後席よりも低くなっているため約120mmの段差ができてしまう。この段差を埋めるためにテントのインナーマットとして使用する厚手のマットとブランケットを使い高さを調整。次は長さの問題。荷室と後席の背面部分だけだと長さが1400mm程度と、大人が寝るにはかなり短い。そこで助手席と後席の間にできる隙間を利用。2ℓの水1ケース等を使って隙間と段差を整え、足りなかった長さもしっかり確保。あとは車中泊用のマットを敷いて就寝スペースが完成。ただ気になるのは後席を倒した時にできる傾斜。見た目はかなり斜めに見えるが、頭を高い位置に置いて寝れば全く気にならないほどぐっすり眠れた。少々準備に手間はかかるが、車中泊の選択肢としては申し分なさそうだ。

段差と隙間を埋めて就寝スペースを確保

SUVは後席を倒して就寝スペースを作るのが一般的。「WR-V」の場合、これだけでは寝転ぶための長さが足りないので、前席を前にスライドさせ、後席と前席の隙間も利用するのがポイント。そこで今回役立ったのが2ℓの水1ケースとトイレットペーパー1袋(18ロール→カメラマンが奇跡的に車に積んでいた!)。この2つが隙間にジャストフィットしたうえ、トイレットペーパーが寝転んだ時にちょうど頭の位置にくるためクッション性も最高! まさかの便利アイテムになりました。

クラストップレベルの積載量は申し分なし!

車中泊したのは「ホンダ WR-V」

【ホンダ・WR-V】での車中泊、編集部的評価は?
リラックス度 ★★★★☆
快眠度    ★★★★☆
疲れにくい度 ★★★★☆

今回の宿泊地【撮影協力:長瀞オートキャンプ場(埼玉県秩父郡長瀞町)】
天気:晴れ
外気温:就寝時(23時) 11.2°/起床時(6時) 9.7°

車中泊&キャンプの相棒探し まとめはこちら

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

フリード+の方がお薦めか!?【10日連載 第六夜/ホンダ・フリード】1日1台寝てきました! #10泊11日車中泊インプレッション

【10泊11日 車中泊インプレッション】車中泊と一言で言っても、寝るクルマやフラットスペースの作り方によって、その“快眠度”は大きく変化する。同じクルマだとしても寝方や、寝心地を良くするためのグッズを駆使することで、もっともっと快適に過ごすこともできるのだ。今回はクルマによって異なる寝心地を実証するために、10泊の車中泊キャンプを敢行。さて、意外にももっとも寝やすかったのは、あのクルマでした!

朝まで快眠。OPのテーブルで快適!【10日連載 第十夜/ニッサン・NV350キャラバン マルチベッド】1日1台寝てきました! #10泊11日車中泊インプレッション

【10泊11日 車中泊インプレッション】車中泊と一言で言っても、寝るクルマやフラットスペースの作り方によって、その“快眠度”は大きく変化する。同じクルマだとしても寝方や、寝心地を良くするためのグッズを駆使することで、もっともっと快適に過ごすこともできるのだ。今回はクルマによって異なる寝心地を実証するために、10泊の車中泊キャンプを敢行。さて、意外にももっとも寝やすかったのは、あのクルマでした!

足を伸ばして寝られるか!?【10日連載 第九夜/トヨタ・ハリアー】1日1台寝てきました! #10泊11日車中泊インプレッション

【10泊11日 車中泊インプレッション】車中泊と一言で言っても、寝るクルマやフラットスペースの作り方によって、その“快眠度”は大きく変化する。同じクルマだとしても寝方や、寝心地を良くするためのグッズを駆使することで、もっともっと快適に過ごすこともできるのだ。今回はクルマによって異なる寝心地を実証するために、10泊の車中泊キャンプを敢行。さて、意外にももっとも寝やすかったのは、あのクルマでした!

連載 編集部員がリアルに寝てみた!【車中泊テスト】

新車レビュー 2025.12.21

【車中泊してみた!】超便利な約4万円の純正OPはマスト! アウトドア好きにベスト! 2025-2026日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した『スバル・フォレスター』

新車レビュー 2025.09.10

車中泊が最高だった(寝てみた)!『HONDA・N-VAN e:』は遊べるクルマとして超優秀

車中泊 2025.08.01

【実泊想定テスト】車中泊専用装備が標準(!?) 『トヨタ・クラウンエステート』の車内で寝てみたら、寝心地も快適さも最高すぎた!!

車中泊 2025.07.11

【実泊想定テスト】寝心地はクロスターより良好!? 『ホンダ・フリード AIR』+ペットボトル1ケースで、車中泊が快適に!!

車中泊 2025.07.10

【実泊想定テスト】アウトドアにうれしい装備が充実! 『ホンダ・フリード CROSSTAR』は車中泊ベース車の大本命!?

車中泊 2025.06.15

【実泊想定テスト】大人2人旅にも適していそう! 『スズキ・エブリイワゴン』での車中泊は最高だった