トップシークレットは2025年もGT-Rに全力投球!

1400万円の価値と意味

スモーキー永田率いる“トップシークレット”が、2018年から取り組んでいる“第二世代GT-R再生プログラム”の最新作「TS-BNR32コンプリート」を発表した。

このプログラムは、一度フルストリップ状態にした上で錆を完全撤去し、そこからトップシークレット流の剛性アップ術を施工しながら高程度の純正パーツのみで組み上げていくというもの。つまり完璧なレストアだ。

そんな再生プログラムによって蘇ったBNR32は、ホイールまで含めて同社の伝説的スーパーチューンド“VR32GT-R”と同一のパッケージとなり、ボディカラーはステルスグレー(R35GT-Rニスモ純正色)でオールペイント済みだ。

ブラックアウトされたエンジンルームに収まるRB26DETTは、フルオーバーホールと同時にHKSの87φ鍛造ピストンやハイカムを組み込んだ2.6Lの強化仕様だ。R35GT-Rのエアフロを流用して近代化を図りつつ、そこにGCGで手を入れたGT2530改タービンをセット。ハイレスポンスな520psを作り上げている。

カーボンディフューザーから顔を出すエキゾーストマフラーは5次元のステンレスモデル。もちろん中間には触媒も備えた完全合法スペックだ。

足回りはスピリット車高調を軸にセットアップ。ホイール&タイヤは、OZレーシングのチャレンジHLT(18×10.5J+15)にポテンザRE-71R(275/35-18)という組み合わせだ。

内装はダッシュボードからシートまでウルトラスウェード生地でフル張り替えを実施。ステアリングやシフトブーツなどはトップシークレットのオリジナルモデルだ。

「ベースは後期型(車体番号3〜)で実走16万キロの個体。かなり状態が良くて、錆も最小限だった。ただし、勘違いしてほしくないのは決して新車じゃないってこと。動力性能に関わる部分とボディは完璧だけど、配線関係やスイッチ類は年式相応だからマイナートラブルが発生することもある。それを理解しておかないと第二世代GT-Rとは付き合えないよ」。

車両本体価格は税込み1400万円(車検2年付き/現状渡し)。高額だが、現在の中古車相場と照らし合わせてみると、決して高くはない事に気づくはず。一生モノのGT-Rを探している人はトップシークレットに一度問い合わせてみてはいかがだろうか。

●取材協力:トップシークレット 千葉県千葉市花見川区三角町759-1 TEL:043-216-8808

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