幌付きのままでも装着OK！
NDロードスターに装着できる新感覚ハードトップ
数々のスポーツカーを手がけてきた名門ブランド“ガレージベリー”。中でもロードスターに対しては並々ならぬ思い入れを持ち、初代NAから現行NDに至るまで、すべての世代に対して独自のパーツを展開してきた。
それだけにND型ロードスターへのアプローチもデビュー当初から積極的で、純正バンパーに合わせたリップスポイラーや、印象を大きく変えるフロントバンパーなど、数々の製品がロードスターオーナーから高い支持を得ているのは周知のとおりだ。
そして今回、ガレージベリーが満を持して投入したのが、新開発の「ハードトップ」である。
市販されている多くのハードトップが幌を閉めた時の形状をベースにしているのに対し、ガレージベリーの新作はRF（リトラクタブル・ファストバック）のルーフ形状にインスパイアされたデザインが特徴。リヤウインドウにはアクリルに加え、RF純正のリヤガラスを流用することも可能で、車検にも対応できる仕様となっている。
このハードトップのサイドビューを象徴するのが、トランク上まで伸びる「足」の部分。ここは本体とトランク上のエクステンションが2分割構造となっており、装着したままトランクリッドの開閉が可能。実用性を犠牲にしない設計も嬉しいポイントだ。
さらに、ハードトップに合わせて専用の「レインガード」や「タービュレーター」も同時リリース。とくにレインガードは、雨水が車内に伝わるのを防ぐ実用性アイテムでありながら、デザイン面でもアクセントとして機能するため、快適性とスタイルを両立したいユーザーにとっては必須の装備といえるだろう。
このハードトップは、幌を残した状態でも装着が可能なため、ロードスター本来のオープンエアを楽しみたいユーザーにも取り入れやすい設計となっている。一方で、幌を取り外して軽量化を図りたいサーキット志向のユーザーにも対応可能だ。ただし、撮影車両に装着されているカーボン製はワンオフ品であり、製品版はFRP製となる点には注意しておきたい。
このほか、注目すべきはデモカーに装着された「FCRフロントバンパー（第2作）」だ。これは富士チャンピオンレース参戦車両向けに開発されたもので、バンパー本体とカナードが一体成型されている。
というのも、同レースのレギュレーションでは別体式のカナードが禁止されているためだ。しかし、カナードは本来、走行条件に応じて形状を調整するパーツ。そこでガレージベリーはなんと、カナード形状の異なるバンパーを丸ごと2種類用意するという、徹底したこだわりを見せている。
ボンネットには、冷却性能を高めるエアアウトレット付きのエアロボンネットを装着。ボディカラーには、ガレージベリーオリジナルのグリーンメタリックを採用している。
サイドビューには、エアロフェンダーとブリスターフェンダーのラインと美しく調和する「グライドステップ」を装着。綾織／平織カーボンとFRPを組み合わせることで、立体感を強調した仕上がりとなっている。
一見して大幅にワイド化されたように見えるエアロフェンダーだが、実際には純正比でわずか＋3mmという車検対応サイズ。カナードやダクトの追加で機能性も追求しており、見た目と性能を高次元で両立している。
また、フロントフェンダーと並んで人気が高いのがリアのブリスターフェンダー。こちらも貼り付け式で、純正から＋9mmの控えめなワイド化にとどめているため、継続車検に対応。純正フェンダーの加工が不要な点もユーザーフレンドリーだ。
リヤセクションでは、純正バンパーに組み合わせる「ディフューザーTYPE2」が装着され、見た目の迫力と空力性能を両立。バンパーごと交換するタイプのエアロパーツも用意されており、ユーザーの好みに応じて多彩なスタイル構築が可能だ。
GTウイングは綾織／平織カーボン製とFRP製の2タイプを展開。さらに、ステーはロータイプ／ハイタイプ／スーパーハイタイプの3種類が用意されており、全9バリエーションから選択できる充実ぶりだ。
NDロードスターのデビュー直後から外装パーツの開発を進め、年々その製品ラインアップを拡充してきたガレージベリー。その数は80アイテムに迫り、NDロードスターへの深い愛情と飽くなき探究心を物語っている。まさにロードスター乗りにとっての信頼のブランドといえるだろう。
●問い合わせ：ガレージベリー TEL：048-469-1708
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ガレージベリー
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