本実証により、水素をエネルギー利用するための「つくる」「はこぶ」「ためる」「つかう」というサプライチェーンが一つにつながるモデルケースを示すことができた。日本では、2050 年のカーボンニュートラルの実現に向けて、利用時に二酸化炭素を排出しない水素を利活用できる環境を構築するために様々な取り組みが実施されている。本実証は、5者がそれぞれカーボンニュートラルの実現のために挑戦してきた成果のひとつであり、海外から運んだ水素を国内で発電用燃料として利用するための大きな実績となった。

発電施設の燃料タンクに充填
実証プラント