カーライフ シュコダ、1950年代の希少なレーシングプロト「1100 OHC」を蘇らせる 【動画】【写真・16枚目】 シュコダはモータースポーツ部門設立120周年を記念して、1950年代に開発したレーシンブプロトタイプ「1100 OHC クーペ」をフルレストアし公開した。 1950年代にチェコのシュコダが開発したレーシンブプロトタイプ「シュコダ 1100 OHC クーペ」の走行シーン。 1100 OHC クーペは、1台は個人コレクターが所有しており、2台目はクラッシュ炎上後、様々なコンポーネンツがシュコダ・ミュージアムに保存されていた。 1950年代当時の「シュコダ 1100 OHC クーペ」。 1950年代にチェコのシュコダが開発したレーシンブプロトタイプ「シュコダ 1100 OHC クーペ」のエクステリア。 1950年代にチェコのシュコダが開発したレーシンブプロトタイプ「シュコダ 1100 OHC クーペ」のエクステリア。 1100cc以下のカテゴリーに向けて、チェコのシュコダが開発したのが「1100 OHC」。オープンボディを1台、クローズドのクーペボディの2台が製造された。 レースアクシデントによる炎上でボディを失っていた1100 OHC クーペのボディシェルは図面から3Dデータを起こし、当時の写真や資料と比較しながら細かい調整を繰り返した。 1950年代にチェコのシュコダが開発したレーシンブプロトタイプ「シュコダ 1100 OHC クーペ」のリヤスタイル。 「シュコダ 1100 OHC クーペ」と「シュコダ 1100 OHC」 現在の基準から見るとシンプルに見えるコクピット。スイッチやイグニッションロックは、当時の市販モデル「440 スパルタク」や「オクタビア」から流用されている。 1895年に設立し、1901年には最初の自動車を製造と、世界最古の自動車メーカーのひとつであるシュコダ。今回のレストアプロジェクトでも、社内に保存されていた貴重な資料が活用された。エンジンを含めたシャシーのレストアは2015年に完了していた。 1950年代にチェコのシュコダが開発したレーシンブプロトタイプ「シュコダ 1100 OHC クーペ」の走行シーン。 1950年代にチェコのシュコダが開発したレーシンブプロトタイプ「シュコダ 1100 OHC クーペ」のコクピット。 シュコダにおいて開発中の「シュコダ 1100 OHC クーペ」。 1950年代当時の「シュコダ 1100 OHC クーペ」。 最高出力92psを発揮する自然吸気の1.1リッター直列4気筒エンジンをフロントミッドに搭載。理想的な重量配分から、抜群のハンドリングを発揮した。 この画像の記事を読む