2023年初頭には、オーストラリアのカーメディアが現行型で生産終了する可能性があると報道されたが、スクープ版は存続情報を確認し、最新情報をもとに最新CGを制作した。

マツダ CX-5 次期型 予想CG

初代CX-5は2012年にデビュー。現行型となる第2世代は2017年に発売、CX-5の人気を高めた。2021年には外観デザインをアップデートし、2023年には新グレードを追加しているが、いよいよ第3世代へとフルモデルチェンジとなりそうだ。

マツダ CX-5(初代)
マツダ CX-5 現行型(2代目)

次期型では、欧州市場に導入された新型セダン「マツダ6e」がヒントとなる。このモデルは長安汽車と共同開発となり長安マツダが開発・製造を行うモデルで、他の新製品とは異なり「魂動」デザインにもとづいた非常に新鮮な外観を備えている。

マツダ CX-5 次期型 予想CG

CX-5新世代では、この「6e」スタイルのフロントエンド、ライト、リヤバンパー、格納式ドアハンドル、ウインドウラインに沿ったクロームモールディングの特徴的なデザインが採用される可能性があるという。

マツダ CX-5 USA
マツダ新型電動車、EZ-6 のデザイン 【北京モーターショー2024 デザインレポート_02】MAZDA EZ-6 Design [ Beijing Motor Show 2024_Design Report_02 ]

マツダは4月25日、北京モーターショーにおいて中国市場専用車としてEZ-6を発表した。ショー会場でEZ−6のデザインを担当したマツダ株式会社デザイン本部の岩内義人チーフデザイナーにお話を聞くことができた。そのインタビュー内容を織り交ぜながらEZ-6のスタイリングを解いていきたい。 [ English Text is next to Japanese ] On April 25, Mazda unveiled the EZ-6 at the Beijing Motor Show as a model exclusively for the Chinese market, and we were able to speak with Mazda's chief designer in charge of the EZ-6 design. We would like to unravel the styling of the EZ-6, interweaving the content of this interview with the EZ-6's design. TEXT & PHOTO:難波 治(NAMBA Osamu)

https://motor-fan.jp/carstyling-jp/article/642

量産型では「SKYACTIVマルチソリューション・スケーラブルアーキテクチャー」を採用する可能性があり、予想されるボディサイズは、全長4770mm・全幅1910mm・全高1705mm・ホイールベース2800mmと拡大されそうだ。現行型では全長4575mm・全幅1845mm・全高1690mm・ホイールベース2700mmであるため、かなり余裕ができそうだ。

マツダ CX-5 USA

エンジン搭載モデルのパワートレーンの中心となるのは、2.0L直列4気筒ガソリンエンジンとストロングハイブリッドシステムで、最高出力は230psを発揮しそうだ。また初のEVモデルの導入も濃厚で、おそらく、シングルモーターを積むFWDモデルと、デュアルモーターを積む AWDモデルをラインアップ。AWDでは最高出力250ps程度が予想される。