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MAZDA EZ-6 登場
今回発表されたのは長安汽車の協力のもと、長安マツダが開発・製造を行なう新型電動車(新エネルギー車)の第1弾「MAZDA EZ-6(マツダ・イージーシックス)」BEVとPHEVの2機種。発売は2024年中に中国で発売とされている中国市場向け専用車。長安汽車が製造している新型電動車「深藍SL03」とプラットフォームだけではなくかなりの部分を共有する。
また同時に中国向け新型電動車の第2弾の「MAZDA 創 ARATA」コンセプトモデルもお披露目された。こちらは2025年量産予定のSUVである。
諸元値は全長4921mm×全幅1890mm×全高1485mm。ベースである長安汽車の深藍SL03がそれぞれ4820mm×1890mm×1480mmなのでMAZDA EZ-6の方が100mm程度長くなっている。EZ-6のホイールベースが未発表だがプラットフォームが共用であると聞いているので両車ともにホイールベースは深藍SL03と同じ2900mmだと考えられる。EZ-6の全長の長い分は主に専用のフロントバンパーに当てられていると思われるが詳細は不明(MAZDA 6の諸元値が4865mm×1840mm×1450mm ホイールベースが2830mmである。寸法的にはMAZDA6の後継の位置付けとも考えられる)。
長安汽車深藍SL03と比較すると基本的なプロポーションやシルエットはほぼ同一である。EZ-6は前後バンパーを含む外側の見える部分は専用化されているが、ガラス類はフロントウィンドウ、サイドウィンドウ、ルーフグラスからバックドアガラスを含めて共用されているようだ。ドアミラー、ドアハンドルも共通使用されている。そして深藍SL03が5ドアハッチバックであることからEZ-6も5ドアハッチバックであることが予測できる。
内装も基本骨格は共通使用していて、造形部分を専用化している。メーターやセンター部のモニター類は共通、シートやステアリングも基本骨格を共通使用しているように見える。
撮影角度の違う写真なのでわかりにくいかと思われるが、EZ-6はSL03の外皮を専用化したモデルであるとわかる。このような制限のなかでのスタイリングはかなり難しい仕事でありマツダのデザイナー達も苦労をしたのではないだろうか。そのようななかでサイドグラスエリアの後端末部の形状を変えられたことは効いている。さらに外からは見えないドアのヒンジ位置やガラスを上下するレギュレーター機構や側突構造などの設計上の制約が多いなかで“魂動”に続く次世代の造形テーマを取り入れるための造形をトライしているのは素晴らしい。
EZ-6のデザイン
今回のデザインは南京にあるCMA(長安マツダ)で最終開発が行なわれたようだ。
EZ-6のチーフデザイナーである岩内氏も「広島でクリエーションを一旦終えて、プロダクションステージに入ってからはこちらで1年ほど」と語っている。さらにデザインテーマについては「やっぱり魂動デザインの美しさ、かっこいいセダンを作りたいという気持ちがもの凄く強いです」「中国市場というのは非常にモダンなものが求められる市場なので、美しくてしっかり作られたものをモダンにしながらアップデートしたいという思いでやっています」と語っている。
今回の新型車開発が深藍SL03ベースで進むという条件が示された後に、まず広島でデザイン開発はスタートし、そして最終的な作り込みのステージを中国・南京で行なったようだ。「クリエーションというのは本社の中でしっかりやってからこっちに持ってきました。本社にいる時は、いつものクレイモデラーたちとともに、またデジタルもうまく融合させながら、スピード感を持ちながら、人の手もしっかり入れて作り込みをしました」その上で「結構クリエーションは広島でしたのですが、最終的な作り込みというのはやっぱり量産のステージでもあるこちらでもかなりやりました」と語る。
また「背高に見せないような工夫は色々やっていて、背の高いクルマに見えないよう、それを感じさせないように、実は水平にいろんなラインとか面の切り替えとかを入れて、伸びやかに、とにかく横長に見えるようにという工夫を随所に入れました」さらに「今回は質感を感じさせるためにちょっと気をつけたことがあって、実はよく見るとエクステリアのディテールって結構手数が多いんですよ。遠目で見たら、パッと見はそんなにテーマ性も壊してないしシンプルで美しく見えるのですが、 近寄ると『あ、何か作り込まれているな』って感じるような感じで、あえて意識していつもよりちょっと手数を増やしています。それによってトータルでも遠目での質感と近寄った時の質感などしっかり感じて満足してもらえる。ということ結構やりました」と言う。
実際に車を見てみると岩内氏の語っていた造形上の作り込みとその効果がよくわかる。
窓肩ショルダー位置(ベルトライン)からサイドシルへの縦セクションを充分に大きな抑揚のある曲面構成にすることで、塗装面に光と影の美しいグラデーションで動きを見せて縦方向の厚みをかわして、前後方向へと視線を誘う。そしてその前後方向への伸びやかさを感じさせる面が前後のホイールへ向かうことで、見た目の4輪の接地感を高く感じさせることに成功している。ボディ全体の塊をコークボトル型にすることなくタイヤの存在感を高める方法は魂動の造形テーマでもある。岩内氏も魂動の継続性について「それはもう思うところが凄くあって、やっぱり四つ足でしっかりと大地に踏ん張って駆動力を伝えていって、スポーティに走るっていうのがやりたいデザインですから、タイヤ位置でしっかり張り出し、ウェストは絞る、というのは非常に大切かなと思っています」と語っている。
さらにこのクルマはプランビューでの絞り込みをうまく使っている。サイドウィンドウはAピラーからゆったりとカーブしてキャビン部を内側へ絞り込んでいる。その効果としてリヤホイールアーチ部(結局全幅である)までの造形しろを稼いでおり、リヤホイールセンターセクション位置で、充分にタイヤ位置からキャビン位置まで深く距離を取ることで、いかにもリヤタイヤが外へ踏ん張っているように見える。
クルマは斜め後ろ姿や後ろ姿というのは非常に大切で、タイヤがしっかりと外へ踏ん張って見えているとクルマが安定しスポーティに見えるのである(出来の良い走りの良いクルマ=運動性能の高いクルマに見える)。例えばこのクルマの後ろや斜め後ろについて走っていると想像して欲しいのだが、しっかりと足を踏ん張ったクルマに見えるはずである。それほどまでに車体とタイヤの関係性は大切なのだが、これを、サバンナを走り回る動物たちの、特に後ろ脚というように想像していただき解釈してもらえるとその意味も伝わりやすいと思う。
実はサイドウィンドウのプロフィール後端部分をベース車である深藍SL03と変化させているのだが、自動車のサイドビューでのウィンドウグラフィックスというのはそのクルマの性格や特徴づけに重要なポイントなのであるが、そこについて岩内氏は「やっぱりシックスライトの一番最後の窓って重要というか大切だと思いますね。そこで光を入れられるかとか、ちゃんと飾りじゃなくなっているかというのも重要です。今回は外観では伸びやかさを感じさせたかったし、インテリアでは解放感であるとか、シックスライトの良さであるとかっていうのをしっかり感じさせたかったので、エクステリアではキャビンのガラスのウインドウグラフィックをしっかり後ろまで引っ張って抜けを良くして、インテリアで言えばシックスライトの最後の部分をしっかり彩光してやる。 そういう意識でやっています。二度美味しいと思います」
「そしてあまり凝ったことはしていないです。いつもはマツダってその部分をちょっとピックアップさせて狭くなったり。今回はそれをちょっと我慢してやりました」と語る。
MAZDAの主張と先進性の融合
そしてBEV車のフロントエンドは実は全面塞がっているが、PHEV車は発電用エンジン冷却のための穴が空いている。PHEV車はグリルのメッシュの交差する部分に菱形の金属表現がされており冷却に必要な面積部である中央MAZDAのロゴマークに向かって菱形のポイントを小さく除変して配置しグリルが奥まって見えるように設えており、BEV車は全体に深みを感じるように同様の菱形モチーフを使用して奥行きを感じるグラフィック処理がされている。仮に今回PHEV車の設定がなかったならばグリルの考え方も変わっていたかもしれない。
インテリアについて
岩内氏は「インテリアは、こちらの市場で必要十分なモニターの大きさがこのカテゴリーでありますので、価格帯とかも含めてそれにしっかり応えていけるようにしています」
「あとは最近スピードの表示であるとか走りのインフォメーションというのをどんどんセンターの大きなモニターに入れていくんですけども、今回僕らは、それをちょっと踏みとどまってスピードメーターは電子メーターなんだけど眼前にちゃんとインフォメーションを残して、しっかりと走る喜びを感じてドライビングできるようにしつらえてあります」と説明した。共用の条件が厳しいなかでの差別化と”らしさ表現”は苦労だっただろうと思われる。
MAZDAのこれからの造形表現は
デザインに関わるものたちはこれから先MAZDAが魂動をどのように進化させてゆくのか大変注目している。そのことについても岩内氏にお聞きした。
「非常に難しいですね。財産でもあるけど進化しないと。また止まっちゃダメだし、解かなきゃいけないけど、行き過ぎるとかけ離れてしまう。魂動デザインは今回で終わりじゃなくて、どんどん進化していかなきゃいけないですから」
「中国との協業も何個かプロジェクトがあって、もうひとつ先のプロジェクトで言うとあの紫色の「創・ARATA」もあり、そういう階段を踏みながら進化していくようなイメージだと思ってもらえればいい」と語られた。
北京ショーで見たEZ-6はMAZDAらしくとてもよく練り込まれ、先進感表現もうまくできたクルマであり、MAZDAのデザインレベルの高さを感じた。またブランドと造形の関係を物語る良い例である。
ただし今回はあくまでも会場の中で照明に照らされた印象であることを断っておく。早く外光で見てみたいし、そして実際に走る姿がどのように見えるのか高速道路上でも見てみたいと思っている。また大らかで豊かな表現の、メッセージの強い造形の多い中国EV車たちのなかで、どれだけアピアランスがあるのかを、それらを市中で実際にさまざまなクルマたちの中に入り込んだ状況で確認してみたい。
なぜそう書くのかといえば、MAZDA EZ-6は全体のまとまりとして非常にレベル高くとてもよくできたモデルで魅力的ではあるのだが、もしかすると多くの他車がひしめき合う中では、少し品が良すぎて印象の弱い車に見えてしまわないだろうかという懸念を感じるからなのである。
MAZDA EZ-6 Design 【Beijing Motor Show 2024_ Design Report_02】
The MAZDA EZ-6 is launched.
On April 25, Mazda unveiled the EZ-6, an EV exclusively for the Chinese market, at the Beijing Motor Show.
We were able to speak with Yoshito Iwauchi, chief designer of Mazda’s Design Division, who was in charge of the EZ-6 design.The following is an explanation of the EZ-6’s styling, interspersed with the content of that interview.
The two models announced are the MAZDA EZ-6 BEV and PHEV, the first of a series of new electric vehicles (new energy vehicles) to be developed and manufactured by Changan Mazda in cooperation with Changan Automobile.
The vehicle is exclusively for the Chinese market and will be launched during 2024.
It shares not only the platform but also many other parts with the new electric vehicle “Deepal SL03” manufactured by Changan Automobile.
At the same time, the second concept model of the new electric vehicle for the Chinese market, the “MAZDA ARATA,” was also unveiled. This SUV is scheduled for mass production in 2025.
The dimensions are 4921 mm (length) x 1890 mm (width) x 1485 mm (height). The dimensions of the base model, Changan Automobile’s Deepal SL03, are 4820 x 1890 x 1480, so the MAZDA EZ-6 is about 100 mm longer. The wheelbase of the EZ-6 has not yet been announced, but we have heard that they share the same platform, so we believe that the wheelbase of both vehicles is 2900mm.The longer overall length of the EZ-6 is thought to be mainly allocated to the front bumper, but details are unknown.
(Since the MAZDA 6’s dimensions are 4865 x 1840 x 1450 and its wheelbase is 2830 mm, it is considered to be the successor to the 6 in terms of dimensions.)
Compared to Changan Deepal SL03, the basic proportions and silhouette are almost identical.
The EZ-6’s exterior panels, including the front and rear bumpers, are dedicated, but the glass seems to be shared from the front window, side windows, roof glass to the back door glass.
Side mirrors and door handles are also shared.
And since the Deepal SL03 is a 5-door hatchback, we can expect the EZ-6 to be a 5-door hatchback as well.
The interior also shares the same basic structure, but the modeling parts are dedicated. The meters and center monitor are the same, and the seats and steering wheel also appear to share the same basic framework.
Bottom: Changan Deepal SL03
It may be difficult to tell since the photos were taken from different angles, but it is clear that the EZ-6 is a MAZDA-specific version of the SL03’s outer skin.
Styling the EZ-6 with such restrictions was quite a difficult task, and Mazda’s designers must have had a difficult time.
The change in the shape of the rear end of the side glass area is effective in this situation.
Furthermore, it is wonderful that Mazda tried to incorporate the next-generation “Soul of Motion” theme into the design, despite the many design restrictions, such as the door hinge positions, the regulator mechanism that raises and lowers the glass, and the side impact structure, which are not visible from the outside.
EZ-6 Design
The final development of this design appears to have taken place at CMA (Changan Mazda) in Nanjing.
Mr. Iwauchi, the chief designer of the EZ-6, also said, “We spent about a year in China after finishing production in Hiroshima and entering the production phase.”
Regarding the design theme, Iwauchi said, “We had a strong desire to create a beautiful and cool sedan designed with the SOUL OF MOTION theme.”
“The Chinese market demands something very modern, so we wanted to create something beautiful and well-made with a modern update.”
After the condition that the development of the new model would be based on the Deepal SL03 was presented, the design development was first started in Hiroshima, and then the final stage of creation was done in Nanjing.
The creation was done well in the head office before bringing it here. When we were at the headquarters, we worked with our usual clay modelers, and we also integrated digital development, so we were able to speed up the process and make sure it was done by human hands.” He continued, “We did a lot of the creation work in Hiroshima, but we also did a lot of the final work here at the mass production stage.
He added, “We made an effort not to make it look like a tall car. In order not to make it look tall, we added various horizontal lines and surface transitions to make it look elongated and horizontal.” He continued, “This time, we were a little careful to give it a sense of quality, and in fact, if you look closely, there are many exterior details. From a distance, it looks simple and beautiful and doesn’t break the theme, but when you get up close, you can see that there is a lot of work that has been put into the building. I made a conscious effort to increase the number of steps compared to usual, so that the viewer can feel the texture from a distance and the texture when they get closer, and be satisfied with the total effect. I did this quite a bit. “ says Mr.Iwauchi.
The actual car clearly shows the sculptural workmanship and effects that Mr. Iwauchi was talking about.
By making the longitudinal section from the window shoulder position (belt line) to the side sills a curved surface with sufficiently large intonation, the painted surface shows movement with beautiful gradation of light and shadow, dodging the thickness in the longitudinal direction and inviting the eye to look in the front and rear directions. The surface that gives a sense of extension in the front-back direction then heads toward the front and rear wheels, successfully creating a high sense of ground contact between the four wheels in the appearance. The method of enhancing the presence of the tires without making the entire body mass a coke-bottle shape is also a theme of SOUL OF MOTION’s modeling. Mr. Iwauchi also commented on the continuity of SOUL OF MOTION: “I have my own ideas about that, and the design I want to do is to have all four feet firmly planted on the ground to transmit driving force and drive the car sportily.”
Furthermore, this car makes good use of the inward curve toward the rear in the plan view. The side windows curve inward from the A-pillars, narrowing the cabin section inward. The effect of this is to increase the formable width to the rear wheel arch (which is the full width), and at the rear wheel center section, the width dimension is sufficiently large from the outside of the tire to the cabin position, giving the impression that the rear tire is protruding outward.
The diagonal back or rear view of a car is very important, and the car looks more stable and sporty when the tires appear to be firmly planted outward. (A well-made, good-running car = a car with high athletic performance)
Imagine, for example, you are driving behind or diagonally behind this car, and it should look like a car with very firm footing. The relationship between the body and tires is that important. If you imagine this as animals running around the savanna, especially their hind legs, you can easily understand the meaning of this concept.
The shape of the rear end of the side windows was changed from that of the base model Deepal SL03, and the window graphics on the side view are an important part of the car’s character and features. Mr. Iwauchi said, “I think the last of the six light windows is important. It is important to let light in there, and it is also important that it is not decorative. For this project, we wanted to take advantage of the six-light window to create a sense of expansiveness on the exterior and a sense of openness on the interior. In the interior, the last part of the six-light allows light to enter. I think it’s twice as good.”
And it’s not very elaborate. Usually, Mazda would pick up on that part a little bit and make the glass area smaller. This time we held back a little.
Fusion of assertion of being MAZDA and advanced
The front end clearly asserts the MAZDA brand in the Chinese market.
The grille and lamps, which assert that the car is a Mazda, are advanced in their expression and at the same time give the car a sense of prestige. It is simple and smartly put together.
The entire grille of BEVs is blocked, while PHEVs allow air to enter to cool the engine for power generation.The PHEV models have a diamond-shaped metallic expression at the intersection of the grille mesh, and the diamond-shaped points are placed towards the central MAZDA logo mark, which is the area necessary for cooling, in a small, deviated arrangement to make the grille appear deeper, while the BEV models have a similar diamond-shaped motif to give a sense of depth to the overall design.
If PHEV models were not available, the concept of the grille might have been different.
The rear bumper is cleverly sculpted and smartly integrated with the body. (This has been done successfully on the Deepal SL03.)
About Interiors
As for the interior, this category requires a monitor that is large enough, and we try to meet that requirement, including the price range,” said Iwanouchi.
The recent trend has been to place the speedometer and driving information on a large center monitor, but we broke away from this trend and made the speedometer electronic while displaying the information right in front of the driver, so that the driver can feel the joy of driving. He explains.
It must have been difficult to differentiate and ”express MAZDA-ness” under the strict condition of being common with other cars.
What is MAZDA’s formative expression for the future?
Those involved in design are paying close attention to how MAZDA will evolve the SOUL OF MOTION in the future. We asked Mr. Iwauchi about this.
He said “It is very difficult. The SOUL OF MOTION is our asset, but it must evolve.
We must not stop, and we must solve the problem, but if we go too far, we will be too far away from it. The SOUL OF MOTION design is not finished this time, but must continue to evolve.”
“We have several projects in collaboration with China, including the purple “ARATA” project, and I hope you can think of it as an image of evolution as we take these steps.”
The EZ-6 we saw at the Beijing show was very well built, as is typical of MAZDA, and the car was well executed in expressing a sense of advanced design. And we were impressed by the high level of MAZDA’s design.
It is also a good example of the relationship between brand and styling.
However, this time it is only my impression in the venue with the lights on.
I can’t wait to see it outdoors in the sunlight and actually drive it on the highway.
Also, I would like to see how much appearance they have in the city and among various other cars among Chinese EVs, which often have large, expressive shapes with a strong message.
The reason I write this is because I feel that although the MAZDA EZ-6 is a very attractive model with a very high level of overall cohesiveness, it may look a little too classy and unimpressive in a crowded field of other cars.